は行のひと

【初野晴】1/2の騎士 〜harujion〜 (1日目)

初野晴…むう、聞いたことがある知っているのか雷電! デビュー作の「水の時計」を以前読んだことがあるのです。あれは設定が物凄かった…。でも話の焦点がサブキャラクターにばかり当たって、もどかしい思いをした記憶があります。正直見たいのはそっちじゃな…

【誉田哲也】ストロベリーナイト (3日目)

終ー了ー! 予告通り3日掛けて読み終わりました。 いやーいろいろと酷かったですねー。本の評価じゃないですよ、事件の内容ですよ。 人の死に様を見たいですかと問いかけられる度に嫌だと言ってきたんですが、開催される残酷ショーに強制招待ですよ。読者は…

【誉田哲也】ストロベリーナイト (2日目)

頭の皮を剥がれ 泣き叫ぶその者の 喉元を切り裂く 舞い上がる血煙り ――あなたは これを 生で 見たい ですか (*´∀`) だから嫌です はい、ストロベリーナイトの2日めです。なんだか中途半端な玲子が愛らしくなってきた次第です。 そして勝俣はいろいろ酷い人…

【誉田哲也】ストロベリーナイト (1日目)

女刑事が頑張る警察小説…らしい。あ、作者の「武士道シックスティーン」は聞いたことあるぞ。 事前情報はそんなもん。 ちょいと分厚いので3日ほど掛けて読んでいこうと思います。 〜〜 目をえぐられた女 切り裂かれるその喉元 噴き出す鮮血 ――あなたは これ…

【原宏一】床下仙人 (2日目)

OK、今日もやっつけいってみようか。「戦争管理組合」 五週間ほどニューヨークの下町でロケして帰ってきたら、マンションの玄関に入ったところで女に猟銃を突き付けられた。内心ヒヤヒヤしながらとにかく話をしてみると、このマンションの管理組合は硬直化し…

【原宏一】床下仙人 (1日目)

表紙に輝く「新奇想小説」の文字にホイホイつられちゃった私。ついに10万部突破?現代版カフカの変身だ?なんのことですか。そんな感じのぶっつけ感想本日もスタートです。 「床下仙人」 表題作の床下仙人です…と、これ短編集だったんだ。 毎日仕事に仕事に…

【橋本紡】流れ星が消えないうちに (2日目)

突然の事故で死んでしまった加地、加地と恋人だった奈緒子、加地と親友だった巧、残された二人にはとても深い悲しみが襲います。 そのため新しく恋人の関係になったはずの奈緒子と巧は、故人との幸せな思い出に囚われ、一年半の月日が経った今でも新たな一歩…

【橋本紡】流れ星が消えないうちに (1日目)

橋本紡…?どっかでみたことある字面だなと思っていたら、この人「半分の月がのぼる空」の作者じゃないですか。ライトノベルっ"ぽい"作品あたりをフラフラ彷徨ってる私ですから、電撃から新潮社に出張してる作者にシンパシーを感じて購入。どうせならもっと有…

【原田マハ】カフーを待ちわびて (2日目)

沖縄はいい…心が洗われるようだ… おっといけねぇ、はいカフーを待ちわびて2日目ですよ。 この物語は二つの軸をメインにして進んでいきます。、綺麗な娘さんがやってきたことと、島のリゾート開発問題です。過疎な島を復興させるためにリゾートの誘致、島の…

【原田マハ】カフーを待ちわびて (1日目)

第1回日本ラブストーリー大賞受賞作!面白いと聞けばあれこれ手を出す私ですが、あまり進んで読みたくないジャンルに時代小説と恋愛小説があります。ライトノベルも読んでるくせに、実はラブコメもけっこうキツいこと多いんです。だからあえていった。好き…

【福田栄一】A HAPPY LUCKY MAN(2日目)

着実に問題が増えていった二日間が終わり、三日目のスタートです。昨日先延ばしにした事に取り掛かろうとするも新たな問題が舞い込んで来る柳瀬君。騒ぎも大きくなりついに警官に介入される場面もチラホラ…おかげで大学のレポートが進みません。うむ、実に基…

【福田栄一】A HAPPY LUCKY MAN(1日目)

大学生が次々と舞い込む厄介ごとに悪戦苦闘する一週間の物語…らしい。物語の導入部分でそう宣言してたもん。そしてストーリ開始と同時に始まりました苦難の連続!さっそく大学の講義で教授が厳しい人に交代!レポート課題!期限は一週間! (lll゚Д゚)ヒィィィ…

【花村満月】二進法の犬二進法の犬作者: 花村萬月出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る

花村満月だ!暴力描写に定評のある花村満月だ!ザコ臭がぷんぷん漂うチンピラたちが「大人しくブツのありかを話せば痛い思いをしなくてすむぜー、ゲヘヘ」「アニキのゴーモンはちょー痛ぇぞー!」なんて言った日にはお約束の助けが登場することなく、本気で…

【原宏一】姥捨てバス姥捨てバス (角川文庫)作者: 原宏一,村田善子出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/04/25メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る

姥捨てツアーに自ら志願するレミングスのごとき婆さんたち。いや、ツアーですから本当に捨てられるわけじゃないんですけどなんとも逞しい婆さんたちだ。でも物語り中の底に流れる厄介者な年寄りという現実が、冗談半分でツアーに参加する婆さんたちの残り半…