北野勇作

きつねのつき

感動?再生の物語?表紙がかわいい。とりあえずこの本を眺めて浮かんだ言葉でどれがぴったり当てはまるかいくら考えてみても、そのどれもがイマイチしっくりこない不安定感。自分でもよく分からないものを人にお勧めする気はしませんので、絶賛とかをされる…

かめ探偵K (2日目)

読む前だった昨日の私は好き勝手に愉快に書きまくりましたが、今はちょっと静かに想いに耽りたいセンチなワタクシ。かめ探偵K、読み終わりです。 このかめ探偵Kという作品、たぶんお話にまとまりとかがありません。はっきりしない物言いばかり使って、たぶん…

かめ探偵K (1日目)

2010年、北野勇作氏は一度メディアワークス文庫に「メイド・ロード・リロード」という自身でさえ未体験のメイドさん萌え萌え小説を引っさげ、ライトノベル界へと降臨されました。 そこで作者は例えどのようなフィールドだろうが変わることのない、いや不器用…

メイド・ロード・リロード (2日目)

全く馴染みのなかったライトノベルと言う若者向けの分野に、もうオジサンの作者が自分なりの解釈で切り込むという試み! この人がライトノベルを書こうとするとこうなるんだという面白い体験ができました。超四苦八苦しているのが手に取るように分かるという…

メイド・ロード・リロード (1日目)

先月にダーク・サイドというとんでもない一品に遭遇したせいでトラウマになりかけていたメディアワークス文庫作品ですが、ここでまさかのテンション回復の一冊が登場。右に専用カテゴリを作っちゃってる程度に好きな作家である北野勇作さんが、ひょっこりと…

レイコちゃんと蒲鉾工場 (2日目)

7月12日に暗闇朗読会が開かれていたようです。 ライブハウスで作者がこの「レイコちゃんと蒲鉾工場」読み上げ、 応援としてサックスとテルミンに伴奏を頼んだそうです。 youtubeにライブの一部の動画が上げられているので、その紹介を以って本日の感想に代え…

レイコちゃんと蒲鉾工場 (1日目)

地味な表紙だけど、中身はとんでもねぇ。 暮れる夕日に、昭和の下町風情あふれるおかっぱの女の子。 懐かしさの演出極まる景色から想像できるような内容が確かに書いてあります。 でもね、作者が北野勇作なんです。 書いてある内容は分かるんですが、理解す…

かめくん

――かめくんは、自分がほんもののカメではないことを知っている。――よっしゃぁぁぁ!かめくん入手成功! かわいいクマさんの表紙につられて『どーなつ』を手に取ったのが、北野勇作さんとの出会ったきっかけ。 その幻想的であまりに不安定な物語は私を大混乱…