ガガガ文庫

セブンスホールの魔女

穏やかな春の日差しが心地よい暖かさ感じさせ、疲れた気分を優しく包み込んでくれる。今日は休日。 人は心にゆとりが生まれると、ムチャをしたくなるものである。「久々に、テキトーに選んだライトノベルでも読んでみるかな!」 ライトノベルの適当買い。そ…

コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED

コップクラフトシリーズの久々の続巻。 おぅ、ひさしぶりじゃぁないかと感じていたら、前に出たのが3年前ですと!そんなに経ってたの? ファンタジー世界へのゲートが繋がってその時は自衛隊が出動したかもしれないけど、15年くらい経ってだいぶ落ち着いて…

魔王っぽいの!4

最近まおゆうがTVアニメ放送中でにわかに盛り上がってる魔王と勇者ものだが、ここにひっそりと終わりを迎える作品があった。 魔王なのに勇者と仲良くしていたり、魔王なのにバイトをしていたり、魔王なのに家賃が払えなかったりと様々なしょーもない魔王がこ…

魔王っぽいの!3

改めて見ると、ちょっと表紙の肌色率が高くないですかね…。 フフフ…でも今さらだよね母さん。そういう事に気が付くのって、いつも買った後なんだ。(羞恥の心も、だいぶ薄くなってしもうた) どうもこんばんは。何故だか私の癒しシリーズになりつつある「魔王っ…

人類は衰退しました7

今日は2冊目もいくよー! 現在アニメが放送中、イラストも新しくなった「人類は衰退しました」の7冊目です。 人類が衰退する謎も危機感もやる気もまったくなく、今回もごゆるり風味で進んでいきます。衰退してはいますが、いつ衰退しきるかは言われてない。…

魔王っぽいの!2

( ※初めに、書き終わった日記を見て俺から一言 「僕は疲れてるのです」 ) 仕事に疲れたとき… 人生の意味についてふと考えてしまうようなおセンチ(センチメンタルの意)のとき… 普段からロクなもんじゃないと思っているライトノベルですが、少なくとも今の…

羽月莉音の帝国10

羽月莉音の帝国の最終巻。感動のフィナーレの10巻です。おめでとぅー。 最後の最後までハラハラドキドキ笑わせてもらいましたが、改めてこの作品は今まで私が出会ったライトノベル作品の中でも非常にユニークな作品であると思いました。そして現実なのかファ…

人生

人生…なんというシンプルで心に響くタイトル… 単純なのが逆にイマドキのライトノベルのタイトル群の中でも存在感を放っているような気がします。そして巻数を重ねると「人生2」や「人生3」のようにタイトルの後ろに数字が増えていくのでしょうが、まるでそ…

羽月莉音の帝国9

( ゚Д゚) 革命きたー!!! いままで全力でばら撒いてきた下準備を、とうとうこの巻で表舞台にさらす時がきました。そのインパクトはまさに起爆といってもいいくらいの強烈さ。こいつは快感だぜ! 羽月莉音の帝国の9冊目、高校生が部活動の一環で始めた「革命…

きぜんと撤収!! 邪神大沼8

ゆるゆると続いていた邪神大沼のシリーズもこの巻で完結。とうとう最終回を迎えました。 低級な邪神からスタートした平凡な主人公も8冊をかけて上級邪神までクラスアップし、最後の戦いへと繰り出す事となります。大沼の勇気が世界を救うと信じて…! …って、…

魔王っぽいの!(2日目)

昨日私はこの本の第一印象で、「あんまり変な魔王の本ばかり出てくると、そのうち正統派の魔王を復権させる為に世の中の誰かが立ち上がるんじゃないかなぁ」みたいなことを書きましたが、なんとこのお話自体が”正統派の魔王像を世に広める為に立ち上がる”内…

魔王っぽいの!(1日目)

最近アルバイトをしている魔王とか家賃が払えない魔王とか、お前ほんとに偉いんかと疑問に思う魔王さん達をいろいろ見かけましたが、とうとう魔王じゃなくなっちまったぞオイ。 魔王っぽいの! …ひ、ひどいくらい投げやりなタイトルですけど、なんか響きは好…

灼熱の小早川さん

灼熱の小早川さんの由来は、高校入学直後の自己紹介で炎を纏った刀をぶら下げていたことに起因します。 そう、彼女は朝、始業前で大半の生徒がそろっている教室で、教卓の前に立って炎の剣を振りかぶったのだ! すげーぜ小早川さん!初っ端から学び舎をリア…

魔王が家賃を払ってくれない

魔王が家賃を払ってくれないって…、今じゃセリフみたいなタイトルも珍しくなくなりましたが、こんな自由な付け方が認められるライトノベルの雰囲気って個人的に好きですね。良いか悪いかではなくて、いろんな個性が出てこれる余地を保っているのも、ライトノ…

羽月莉音の帝国8

高校生が日本転覆を目指した部活動をするお話の8冊目。もはや一見さんがふと興味を持ったとしてもちょっと躊躇しちゃうくらいの巻数になっちゃいましたが、この8巻でお話的にはようやく辿り着く所に着いた感じになりました。 日本転覆、革命に建国、お話の方…

あえなく昇天!! 邪神大沼7

邪神大沼って作品のギャグの楽しみ方はこう、大自然の神秘とか自然現象に魅せられるのと同じような感じがしてきました。 山の天気のように移ろいやすい話の目的、夕立のように突然やってくる場面の転換、そして何があってもまた昇る朝日のように何事もなく続…

キミとは致命的なズレがある (2日目)

(; ゚Д゚) な…え、終わり?終わったの? 「キミとは致命的なズレがある」を読み終わりました。結構本気のサイコ系ミステリーで道中のドキドキ感はなかなかのものでしたね。それと別に戦闘っちゃうような展開にはならなかったです。うむ、実にイイ予想の裏切り…

キミとは致命的なズレがある (1日目)

今日もガガガ文庫よりお送りいたします。 ちょっと昔に記憶喪失になった経験のある主人公くんのお話と聞くと、その空白にどんな都合の良い過去を押し込むつもりだコノヤロウと思ってしまうのは、僕のライトノベルに対する個人的な偏見です。もう秘められた力…

こうして彼は屋上を燃やすことにした (2日目)

( ゚Д゚) お、おおぅ…思わず震えがくる痛々しさで全編突っ走りやがったな… どうもこんばんは。こうして彼は屋上を燃やすことにした、読み終わりです。 た、たまらねぇです…。登場人物の痛々しさに鳥肌ものの私です。まあ、いい歳してクオリティの低いオズの魔…

こうして彼は屋上を燃やすことにした (1日目)

どうして屋上なんかを燃やすことにしたのか別に聞きたいとは思わないんですけど、勝手に聞こえてくる分にはまあまあ暇つぶしにはなるかな程度には興味が引かれる微妙なタイトルです。まあ何故かこの本が手元にあることですし、聞こえてくる分には仕方がない…

羽月莉音の帝国7 (2日目)

い、いいところで終わりやがって…。 というかロシアとの戦争の様なマネーゲームをよくもまあ細かく描けるものだわねぇ。作り込みの綿密さは株式市場なんてものがちんぷんかんぷんの私でもへぇーと唸っちゃうくらいのもの。ハッタリのレベルが半端ないってこ…

羽月莉音の帝国7 (1日目)

高校生が部活動の一環で本気で日本転覆を目指すお話の7冊目ですが…、もうそれ以上のシリーズ未経験者向けの説明はすまい。7巻目までの道程を紹介するだけで私の気力が付きかねます。まあいろいろ濃い話があったんですよ。 さてそんな日本の高校から始まった…

羽月莉音の帝国6

初めに決めた目標に向かってよーいドンとスタートした勢いそのまま、あっという間に6巻まで出てしまいました。途中に脱線や回り道などといった引き伸ばし要素もほとんどする必要もなく、どんだけ勢いよくスタートしたかが窺われます。だってHPの今後の刊行…

人類は衰退しました6

ごゆるりと人類が衰退していく遥か未来を舞台に、なんでもない日々を描く日常系のお話の本。 よく考えると全然日常じゃないんだけど、そう感じちゃう不思議なほのぼの感あふれる本。 これは全てのお話の結末が、「いろいろあったけど楽しい一日でした。」と…

むやみに分裂!!邪神大沼6

まさに今ホットな「もしドラ」をパクった表紙と、作中で連発されるKAGEROUの名前…。一年二年後に読まれることなんか最初っから考えちゃいない、いつだって発売された「今」を生きているのが邪神大沼。お手に取る時はお早めにと言ったところでしょうか。 邪神…

コップクラフト3 DRAGNET MIRAGE RELOADED

異世界からやってきた騎士の少女と特別風紀班のおっさん刑事のコンビが活躍する、ノリがアメリカンライクな警察小説。うん、結構警察小説やってる珍しい作品だと思うの。めっちゃファンタジー入ってるのに。 さてその昔これの2巻が初めて世に出てから4年弱。…

羽月莉音の帝国5

シリーズ物も5巻も続くと、ずいぶん長いお話になったなぁと改めて実感いたします。 そして5巻も出ていればそれなりの人気シリーズなわけであって、さらなる長期連載を目論んだ引き延ばしや水で薄めたような展開がそろそろあっても良い頃ですね。だけどこの羽…

じんわり君臨!! 邪神大沼5

邪神大沼の5巻ですね。 正直言ってしょーもないくらいゆるい内容の邪神大沼ですが、確実にこのコメディが私の癒しとなっている事実。つまり毎回楽しみにしてるって事ですよ。…いちいち言わせないでよね!(//赤面//) はいキモイー。いや、特に理由もなく可…

羽月莉音の帝国4

社長!作者が社長というせいか政治経済ネタが妙に豊富なライトノベルを書く社長じゃないですか! 夢はでっかく日本転覆。そんな目標を掲げる高校の部活動のお話の4冊目なのでございます。今年からシリーズが始まったと言うのにもう4冊目というマジ早い刊行ペ…

羽月莉音の帝国3 (2日目)

(; ゚Д゚) この子たち頭おかしい!絶対おかしい! (↑高校生とストーリーのギャップに戸惑いが隠せない様子) どうもコンバンハ。羽月莉音の帝国を読み終わりました。相変わらず笑うしかねぇ面白さ。 いやー、2巻から続いていた買収合戦ももの凄く盛り上がりを…