レイコちゃんと蒲鉾工場 (1日目)

レイコちゃんと蒲鉾工場 (光文社文庫)
地味な表紙だけど、中身はとんでもねぇ。
暮れる夕日に、昭和の下町風情あふれるおかっぱの女の子。
懐かしさの演出極まる景色から想像できるような内容が確かに書いてあります。
でもね、作者が北野勇作なんです。
書いてある内容は分かるんですが、理解することが出来ません!
頭でなく心で理解する物語は健在だぁ!

有るがままを受け入れれば、人情温かな下町の蒲鉾工場物語以外の何者でもありません。
受け入れられなければ、発狂もんかもしれんけど…

心をまっさらにして私は楽しんでます。(明日に続く)