【誉田哲也】ストロベリーナイト (1日目)

ストロベリーナイト (光文社文庫)
女刑事が頑張る警察小説…らしい。あ、作者の「武士道シックスティーン」は聞いたことあるぞ。
事前情報はそんなもん。
ちょいと分厚いので3日ほど掛けて読んでいこうと思います。



〜〜
目をえぐられた女 切り裂かれるその喉元 噴き出す鮮血
――あなたは これを 生で 見たい ですか


(*´∀`)  嫌です
初っ端から何を問いかけてくるんですかまったく。これがどう関係してくるのかまだ分かりませんが、これからお亡くなりになられる方は穏やかに逝けそうもありませんな。
おー、怖い怖い。
虐待されてる子供のパートはさらっと進めて…親父はヘボいけどやってること凄…、ま、まあさらっと進めて主人公の姫川玲子の登場だぃ!

年齢、30間近!階級、警部補!ノンキャリ!
こちらが、これから3日ほどお付き合いさせて頂く方でございますか。男社会で生きる女性の逞しさを備えておられますね。
おー怖い怖い。
仕事に生きがいを見出し、並みいる男どもに嘗められないよう攻撃的に生きる様は実に結構でございます。
私は別に男女差別をするつもりはありませんが、玲子が男のように振舞うのはよろしくありませんね。
女性には女性ならではの強さがあり魅力があるのですから、それを生かして伸し上がるようであればスンバラシイです。
ですが男と同じフィールドに上がってくるなら、それ相応の対応をさせていただきますぞ。
とりあえず婚期なんぞに怯えるでない!
女の子みたいに相手が告白してくれるのを待つな!
逆に告れ!むしろ襲え!



ええい女々しいぞ玲子。女性なんだから間違ってないだろと思わなくも無いんですが、中途半端ヨクナイ。
事件はまだ始まったばかり。
彼女が持つ劣等感、不透明な殺人事件、さてこれらはどう結末を迎えるかこれから見届けますよ。