【誉田哲也】ストロベリーナイト (2日目)

ストロベリーナイト (光文社文庫)

頭の皮を剥がれ 泣き叫ぶその者の
     喉元を切り裂く 舞い上がる血煙り
          ――あなたは これを 生で 見たい ですか


(*´∀`)  だから嫌です
はい、ストロベリーナイトの2日めです。なんだか中途半端な玲子が愛らしくなってきた次第です。
そして勝俣はいろいろ酷い人間だなぁ、HAHAHA。玲子班と勝俣班、極端に違う捜査のどちらが実を結ぶか見ものですの。
事件は連続殺人にランクアップしかけており、犯人の行方と捜査がラストに向けてヒートアップしてきましたよ。


今日の範囲でメインは玲子でした。主に警察に入って必死に頑張る理由あたりが明かされました。
前々から昔の因縁を匂わせていたので薄々察してはいましたが、明かされた理由に思わずファッキン。結局頑張る理由はトラウマかよー!必死に努力する負けん気の強い女性は、過去に傷を持ったせいで作り出されたものだったんですか。そのとき殉職した巡査に思わず( ;゚д゚)ええー死んだー!?、その後妄信的に警察に憧れる玲子を見てると、なんだか哀しすぎて泣けるね。
ええぃ、安直な展開だと斬り捨ててやる!そんな犯罪も嫌いだし、そんなんで決められた人生も嫌いだね!そんな覚悟がなくちゃ活躍できない世界なんて無くなっちまえ。


次第に明らかになっていく事件の全容。行われた犯行は戦慄ものですが、正直本当に実現できるのか眉唾なところもある。
あの現場を誰も話さず噂にしかならないってのが無茶だよなー…。人を集める方法とか…。
その辺もろもろ、結末の持って行き方に注目しつつ今日はこんなところで終わりです。
また明日。