【初野晴】1/2の騎士 〜harujion〜 (1日目)

1/2の騎士 harujion (講談社ノベルス)

初野晴…むう、聞いたことがある

知っているのか雷電



デビュー作の「水の時計」を以前読んだことがあるのです。あれは設定が物凄かった…。でも話の焦点がサブキャラクターにばかり当たって、もどかしい思いをした記憶があります。正直見たいのはそっちじゃないんだよ!って思いまくったよ。ちょっと残念だった。
そんな作者との二度目の出会いの舞台はファンタジーですか。そして表紙から漂う雰囲気と、裏のあらすじに躍る文字、「恋」。


また恋愛小説か!この一週間は恋愛小説漬けで終わるのか!こんちくしょう上等だ、やってやらぁ!
「ぼくと帰りたいの?」
出たな今回のイケメン!いきなり主人公の女子高生、マドカと下校フラグを立てるとは手練だな!




「だってさ、きみは女の子だ」
来たぞイケメンの甘言ボイス!これから続く甘い囁きで女の子が落ちるのは自然の摂理!というか今回はイケメンに片思いする所から始まってる訳で、こちらの受け入れ態勢は万端でそもそも落とす必要ないんだけど…




「ぼくも女」


!?


そんなことはわかっていると頷くマドカさん。…マドカさん!!
予想外のパンチが私のハートに直撃。
本当はこの直後に2発ほどパンチが控えておりまして、なんとも楽しげなスタートとなりました。
これからもいろいろ仕掛けを用意してくれてそうで、先が楽しみですな!

明日に続く!