The GIVER (1日目)

The Giver


手持無沙汰で特に読まない理由もないので、えいごの本にまた一冊投下。続けられる習慣なら続けた方がイイよね。
ヒゲもじゃの爺さんと黒を基調とした表紙絵が怖いんですが、主人公は12歳の男の子みたいです。たぶんこの少年の先生とか師匠とか、話のキーになる人物がこの爺さんなんでしょうきっと。正直、第一印象はホラーな話になるようにしか見えん。
そんな感じであんまり長丁場にならなければイイナ!とこちらの本、「ザ ギバー」とこれからのんびり付き合っていこうと思います。読み始めたばかりでいつも通り内容はさっぱり分からないのですが、本の裏のあらすじが奇跡的に読めたんで始まりはなんとなく分かりました。Jonas(ジョナス)くんが今度12歳になるのですが、彼と彼の家族の所属するコミュニティーでは12歳になると偉い人から仕事を割り当てられる習わしがあるようです。そんで彼は一人呼び出されて「ザ ギバー」という役割を担当することになるそうな。ギバーの役割は人生の痛みや喜びといった記憶を一人抱えていくとかなんとか…なんだかよく分からん。本編を少し読むと医者とか建築家とかの普通の仕事を言い渡される人間もいるみたいなので、お話の中でも特別な役割なんだろうと予想が出来ます。何すんのかしら。
ただジョナスくんが暮らしている世間は、一見普通の様で所々厳しいルールで縛られていることが読んでいくと分かります。12歳で仕事を貰う他には、全ての子供は9歳で自転車を貰ったり、家族が持てる子供の人数は2人まで…いや違うかな?2人持たなきゃいけなかったり? 割と無理やり物を持たされたり行動を決められたりして、清く正しく善良な市民生活を送っている節があります。そんでこのコミュニティーのルールに従わない悪い子は、お外へ「リリース」されちゃうらしいです。実に奇妙な謎だらけです。先が気になりますね。
軽く読んでみた印象ですが、ちょー読み易い。ボクのレベルにマッチングしてるのかしらこれって?みたいな感じでのそのそと先に読み進めることが出来ます。スラスラじゃないけど、これでもボクにとっては感動的なんだよ!オーディオブックで4時間49分(また買った)ほどですから、179ページの分量も眩暈がするほど多いってわけじゃありません。個人的な印象ですが、オーディオブックで3時間くらいは短編とは言わないけど短い方で、7時間くらいになると長編、10時間を超えると結構な大作なイメージがあります。ハリーポッターとか10時間コースよ。というかあそこはCDでシリーズ全巻揃えると100枚近くなる別世界ですぞ。ヒィ!
それじゃぁギバーさん、しばらくよろしくね。