U.F.O. 未確認飛行おっぱい

U.F.O. 未確認飛行おっぱい (ファミ通文庫)


正直買い辛かった。表紙でおっぱい透けてんだもん。タイトルについてはもはや触れまい。おっぱい、それはロマン。おっぱい、それは希少価値。持たざる者には遥か遠くの存在。あらゆる超能、異能を持つ主人公たちが蔓延るこの世の中、このお話の主人公の能力は唯一つ。女性のおっぱいを揉んで、大きくする事が出来る。
( ゚Д゚)  そ、その手があったか――――!!
至極単純!極めて明快!サンクチュアリへのゲートが向こうから開かれる悪魔的発想!あらゆる障壁を超えて合法的に得られる相手の同意――歓喜――訪れる至福――
始まって即行同級生のおっぱいを揉む。揉みまくる。とにかく揉みしだく。ページ毎に一つ二つでは効かない数が飛び交うおっぱいの文字。そこには未だかつて見た事のない新世界が広がっていました。そして私は自分に問いかけます、「これは、最後まで付いていけるのだろうか――」。初めからおっぱい。終わる事のないおっぱい。全力でおっぱいウェイを突き進む主人公のパワーを前に、私も全力を持って立ち向かう事を強いられます。何度も飛び退きかける意識、冷静になったら負けだという想い、気になる背後の視線(電車の中的意味で)、読み終った私の胸に去来する想い――
傑作だ。ラノベ史に残る傑作の誕生に立ち会ってしまった。
ライトノベルという自由な土壌が生み出した、決して他では見る事が出来ないであろう奇跡の作品であると私は確信しました。ライトノベル界はこの作品を誇っていい。例え世間から汚物を見るような視線を受けようとも、この作品が成し遂げた偉業はその価値を失いません。最後までおっぱいが詰まった純100%のおっぱい小説を前に、私はただただ圧倒されるばかりです。感動した!