魔王な使い魔と魔法少女な2 金色のツインテール

魔王な使い魔と魔法少女な〈2〉金色のツインテール (集英社スーパーダッシュ文庫)



1巻の感想がどうやら作者さんに読まれたらしい → HP。 自らの作品の評価を検索するとは、なんと大胆な事をする御方でしょうか。自著の評判を見て「見なきゃよかった…」と後悔する小説家の話も聞いたことがありますし、大丈夫なんでしょうかと少し心配にもなりました。

>以降もがんばって書き続けますので、どうかよろしくお願いいたします。
( ゚д゚)  あ、はい…。
い、言い辛い。確かに楽しかったとは書きましたが、正直良い思い出のままにするため、1巻を自主的に最終巻という事にしてお別れするつもりだったなんて言い辛い雰囲気です。なんか誰か良い笑顔しながら封印っぽい眠りについて、ハッピーエンドみたいなものを迎えませんでしたっけ?それをまた叩き起こしたりするの?そのまま眠らせてENDでもいいんじゃないかなぁと思った私は1巻でサヨナラをして思い出の中で生きる(続刊を見なかったことにする)つもりでしたが、まあいいや、暇だし。
そんな感じで魔王な使い魔と魔法少女な2巻です。
割と読者置いてけぼりでフリーダムに展開されていった1巻のお話ですが、あらかたネタにも整理がついちゃってどうすんだろうと思いましたがどうもしませんでした。魔法少女も使い魔も出番がほとんどないってそりゃないよ母さん!今回新キャラの妹ちゃんを追加してやってた事は主人公くん周りの女性陣とのキャッキャウフフですが、ろくに進むストーリーもなくそれをやられると私は死んでしまう生き物なので、どうやら既にこのお話は私の居るべき世界ではなくなってしまったようです。苦しい!
まあ、ライトノベルなんてそんなもんですけどね。好きなキャラクターが出来るか出来ないかが全てみたいなところがありますし。
他の人は知りませんが私の場合から言わせてもらいますと、今回は魔法少女おっぱいが圧倒的に足りてませんね。おっぱいないじゃないですか!それも大きいやつ!ちゃんと2つ用意してくれなくちゃヤダー!
いきなりこのおっさん何とち狂った事言ってんだという感じですが、要するにHE☆N☆TA☆I!的な魅力もこのお話にはなくなってしまったなぁというワタクシ個人の邪念であり、この作品にとっては良い事なんだか悪い事なんだか微妙な読者が一人力尽きたということだけなのであります。
というかメイド大好き部長さんも全然見どころがなかったですな…。1巻の時はメイドさんに対する見識とこだわりに「で、できる…!」と思わされた部長さんでしたが、今回はただのミーハーでしかありませんでした。メイド喫茶を巡るとき何も言わず立ち去らないで、こだわりのポイントについて2,3語ってもらいたかった所です。
なんかグダグダ言ってもしょうがないですね。理屈じゃありません。フィーリングです。今回のお話は好きか?嫌いか?愛してるかぃ?
( ゚д゚)  気分が上がらん。まーそういう時もあるわな。