ラグナ・クラウン(1日目)

ラグナ・クラウン (MF文庫J)


ファンタジー!剣と魔法のファンタジーだ!身の丈を超える巨大な剣を振り回す少年というナウい要素と、バカでスケベな性格という昭和風味のギャップがアクセントの異世界ファンタジー。たぶん。うん、特に感想はないです。
そもそもライトノベルのファンタジーってあんまり良い印象無いんですけどね。読めない漢字がいっぱい出て来る奴なんかは特に。だからまあ、初めからある程度は覚悟して読んだんですよ。そしたらびっくり。なんという読みやすさ。
世は正に戦乱の最中という様相を匂わせていますが、お話の比重は噂のスケベな少年に置かれているためてんやわんやの大騒ぎ。ボケも冗談も飛び交う長閑な風景がそこにはありました。いや、作者軽くしか世界情勢を描写してくれないんだもん!読みやすいというか、淡泊だった。
OK、即ち作者の書きたい事はそこに非ず。この少年の活躍にのみ絞っているのかもしれない。なんか王女様の騎士になって国の重鎮が腰抜かすほどの活躍っぷりを見せてくれますし。凄ぇ…この国の軍隊が無能にしか見えない…!よく今まで無事だったなこの国!

どうしてこの国を倒せなかった。敵。