ライトノベルのぱんちら表紙を集めてみた(2008)


  

ぱんちらしそうな所をちょうどよい具合に隠す帯。
店頭で購入したばかりの頃は隠されていますが、家に帰って捲ってみるとちらっと見えたり見えなかったりする趣向が凝らしてあるやつです。マンガなんかでもこういった遊びはありますから知ってはいたんですが、文庫本のサイズがどの出版社も大体同じなように帯も大体同じサイズになることまでは気が回らなかった。ふと適当な帯を他の表紙に合わせてもパズルのピースのように嵌まる嵌まる。それまでなんとなく見ていただけだった表紙が、実は計算された構図をしていることを知るとなんか壮大にアホらしいというか感動したね。

それ以来何かとこのぱんちらガード帯が目に入るようになったんだけど、そういえば結構見るよなーと思ってた。だからちょっと探してみた。



・期間は2008年の4月から12月までに発売されたもの
・レーベルは電撃文庫GA文庫ガガガ文庫角川スニーカー文庫富士見ファンタジア文庫MF文庫Jスーパーダッシュ文庫ファミ通文庫
・判断基準は上手く隠せるか何かクるものがあったらなどと適当に。



普段馴染みのあるもので選んだからこの範囲で。1月からじゃなくて4月からなのはめ…新生活の季節だから節目としてはちょうど良いかなと!
というわけでぱんちら「ガード帯」構図の表紙の数々をご覧あれ。マウスカーソルを乗っけると帯を外せるよ。


作ってるときは「俺なにやってんだろう」とか思ったけど、完成品みたら報われた気がした。
いやーこうして見ると実に壮観ですね。帯を捲った先に念願かなって見えるも一興、目を凝らすもやっぱり見えないのも一興。皆さんがこれを見て少しでも道を踏み外されることを願っております。

ではここからは個人的に印象に残ったものをピックアップしていきましょう。

ラノベ部

予告ぱんつ宣言!
そもそもこの道に堕ちた原因がこれでした。この台詞が書いてあるのは本の裏側なんですが、当然読もうと思ったら本を表側に向けますよね。
すると表紙のスカートのちょうど良いところが帯で隠れておられる。
ハハハ思わせぶりなことしやがってと思いつつ、読む時に邪魔だから仕方なく帯を外したついでにちらっと見ても見えない。
おいおいこれだけ見えてて見えないのはおかしいじゃないか、これは穿いてないとしか考え…ハッ、ワタシハナニヲ
というようなことがあったりなかったり。


<司書とハサミと短い鉛筆>

元気よく跳ねているのはヒロインのフィフさんです。
特殊な仕掛け絵本からとび出してきた彼女ですが、訳あってぱんつを穿いてないことが本文中で説明されます。すなわち帯を外してこの翻るスカートの中をどれだけ凝視しようとも、目当てのぱんつは絶対に見えないわけです。というよりそもそも帯で隠せてねぇよ!穿いてないならむしろ隠せよ!
まさかの隠さない表紙でした。



<らぶジェネ!>

(マウスオーバーで規制解除)
非常にオーソドックスなタイプのぱんつの隠し方です。
実際に見てもらえば分かりますが、きわどい描写をしていながら帯を取ってもぱんつを確認することはできません。通常なら、まあよくあることさでこのまま終わってしまうだけなのですが

表紙を捲ると見える。
帯を捲ったがっかり感を味わわせながら後でしっかりフォローする優しさ、匠の技が光る一品です。


〜〜〜〜
いかがでしたか?こうして見るとただの表紙も味わい深いものがありますね。
今回はぱんつばかり注目していましたけど、他にはへそ、おっぱい、ガーター、絶対領域など隠されているものは無数にありました。隠れてねぇよ!というのもいっぱいありました。そこに何を見出すかは個人の趣向によって様々です。


こんな更新で今年を締めくくると思うと、このままブログ閉鎖してもいいくらいのやっちまった感がありますなぁ。
まあ今年一年、ライトノベルで楽しませてもらったので締めとしては似合ってるかなとは思っていますが。来年もまた面白い本に出会えますように。
ということで今年はこれで更新終了です。
それではみなさん、良いお年を。