いろんな「待ってください」について
[質問]いろんな「待ってください」について
【背景】
何か準備をしたり調べ物をする必要がある時に「ちょっと待ってもらえますか?」と人に言って時間がかかる旨を伝える場面があるかと思いますが、私が唯一咄嗟に言える” Just moment please”だけでは社会の荒波を戦い抜くのがそろそろ厳しくなってきました。いくつかストックを増やしたいので、添削お願いしたいです。
【本題】
[数秒~数十秒待ってほしいとき]
“Give me a second to get it I left.”
→机に忘れ物したから取ってくる!ちょっと待ってて!くらいのシチュエーションで使いたい。
[10分くらい待ってほしいとき]
“Can I have you wait about 10 minutes please?”
→少し調べものをする時間を「あと何分」で確保したいときに使いたい。
[何時まで待ってほしいとき]
“Could you wait for until 2:00 PM?”
→待ってほしい時間を「何時まで」で確保したいときに使いたい。
[作業が終わるまでまってほしいとき]
Please give me some time before I repair it.
→時間じゃなくて、動作の終わりまで待っててほしい時に使いたい。
[出来上がってから渡したいとき]
“I will give it to you when I finished.”
→時間は分からないが渡す予定がある時に使いたい。
例えば”Could you wait~”を使えば実はどのシチュエーションでも言い表せたりするかもしれませんが、なるべくいろんな言い方が出来るよう表現はいろいろ変えてみました。
A.いろんな「待ってください」について
待ってもらう表現、いろんな動詞が使われいていいですね!ひとつずつ見ていきますね(*^^*)
“Give me a second to get it I left.”
it I leftの部分なのですが関係詞の省略ですよね。ふつう代名詞(itやhimなど)は、関係詞の先行詞にはならないんですね。代名詞を使ってる時点で、theと同じように共通の認識がありますから、関係詞で説明をいれる必要がない、というのが起源かもしれません。そういうわけでここは「the thing I left」はどうでしょうか。
ただですね、この文中にある2つの動詞、それぞれ行ってる動作主が別人なんです。
You give me と I get itですよね。
この場合、不定詞を使ってしまうと、どちらも「you」の動作になってしまいます。というわけで不定詞は消しちゃいます。
同時に、数秒待って欲しい=即取りに行く=即これを伝える
ことも考えると、もっと文字数を絞って、こんな感じになりました。
Wait a second, I’ll go get what I left.
Go to/and get(取りに行く)は会話ではtoが省略され、go getになります。
What I leftはthe thing which I leftの言い換え表現です。リズムも良く覚えやすそうです(*^^*)
“Can I have you wait about 10 minutes please?”
「have you wait」というカタマリに耳馴染みがなかったので検索したところ会話表現ではフォーマルな部類に入るようです。書き言葉としてならヒットするので、目上の方やクライアントの方に使うのがいいかもしれません。ただしそのときは助動詞も丁寧にしたいのでcanよりもmayがいいですね!May I have you wait ~ならいい感じです(*^^*)
“Could you wait for until 2:00 PM?”
前置詞のforの後ろに名詞を挟んだほうがいいですね!前置詞+前置詞になっちゃっているので!wait for meとかwait for task done(仕事が終わるのを待つ)とかですかね(*^^*)
Please give me some time before I repair it.
Some timeは、long timeほどではないけど、しばらくの間感が出ます。時間をある程度費やす必要があるときに使えますね!
時間軸なのですが、「待つ時間」と「修理する時間」は同じタイミングだと思いますので接続詞がbeforeだと違うかなぁと思いました。「(完全に)直し切るまで待って」 なら
until I have repaired it
がいいと思います。
「修理しているあいだ待って」なら
while I am repairing it
がいいですね(*^^*)
“I will give it to you when I finished.”
またも時間のお話になるのですが、基本的に「未来」と「過去形」は横並びにできないんです!過去のときに、未来の動作を行うという、なんだかタイムトラベル的な不思議さを感じるんです。時制は常に同じ・もしくは1個ズレで使えると思っていてください。
現在と未来、現在と過去、過去と過去完了などです!
★過去の時点で、未来を予想していたときは「will」ではなく、その過去形の「would」を使います。
この文章の場合は上の例と同じで「やりきったら」という意味なので現在完了形が使えます!現在完了形は現在形の仲間だからOKなんです。
I will give it to you when I have finished
となります(*^^*)
コヤマ
クリハラ追記:(文法的ミス多発!しかしありがたいご指摘でした…!)