A to Z Mysteries:The Absent Author

A to Z Mysteries: The Absent Author



簡単な英語じゃないと難しくて読めないよ!ということで、だいぶ子供向けっぽいものをチョイスです。ページも少ない。
本日はコチラ「A to Z ミステリー ザ アブセント オーサー」を読みました。というか読み終わりました。数十日もかけずに読み終われるって、なんて気楽なんでしょう。
タイトルに“AからZ”とあるように、一冊目の副題「The “A”busent “A”uthor」、二冊目の「The “B”ald “B”andit」みたいな感じでアルファベット順に26冊のお話があるシリーズです。その一冊目ですね。
なんとなく表紙絵から分かるように、主役はこの本の対象年齢と同じ歳くらいの子供です。彼らが遭遇する数々の事件を自分たちの力で解決していくような、要は少年探偵団みたいなキッズに人気のシリーズっぽさが何とも言えません。つまらなくはないですけど、日本語だったら本屋さんでまず手に取ることはないだろうと思われるくらいガチな小学生向けの本です。でもこれが自分の実力でもありますので、甘んじて現実を受け入れることにしましょう。ばぶー
お話は主役の一人、ディンクくんがなにやらそわそわと友達のジョシュくんにお願いしている場面から開始されます。どうやら今子供たちの間で人気のミステリー作家、ウォリス・ウォレスがこの町の本屋でサイン会を予定しているらしいのです。「俺、この間ファンレターを書いたら返事が来たんだよ!一人で会いに行くのマジ心細いからついてきてくれよ!」みたいな感じでサイン会へ向かうディンクくんたち。目的地の本屋さんに着くと、既に子供たちの集団で店の外は混雑していました。
本屋の店主も出てきてさあ予定時間を待つばかりだ、とみんなワクワクしていたのに時間を過ぎてもウォリス・ウォレスが現れません。結局そのままサイン会は中止になってしまいますが、ディンクくんはある可能性を思いつきます。「ウォリス・ウォレスはたまたまサイン会に来れなかったんじゃない、誘拐されたから来れなかったんだ!これは必然だ!」なんだってー!!
そんな感じでサイン会に来なかったミステリー作家を探すお話です。
中に書かれている英語は簡単な方です。たぶん。もう、簡単の基準がボクにはもう分からなくなっちゃったよ。まず100ページ近い英文を読む時点で中学生だろうが高校生だろうが大人だろうがハードルが高いはずですが、これを無視します。次に文章の意味も無視して使われている英単語だけに注目します。するとだいたい中学生くらいでも何とか分かる英語なんじゃねーの?アーハン?(適当)
ちなみに私はスラスラとは読めなかったけどね!小説の表現豊かな文章は、単語が簡単に見えても理解するのに数瞬とはいえ時間が必要でしたけどね!たまに理解できない所もあったけどね!簡単て何さ!
ちなみにイマイチ分からなかった文章はこんな感じのやつ↓ 子供たちとホテルの従業員との会話です。
子供たち「ホテルの支配人さん、部屋番号を間違えたのかしら…」
従業員「You must not be from around here. あの人は間違えなんかしないわよ!(笑いながら)」
なんとなく分かる気がしますけど、これだといった意味がなかなか思い付かなくて苦労しました。まぁ「アンタ、この辺の出身じゃないね(この辺の人間だったらみんな知ってるよ)」みたいな感じだきっと。must not をぱっと見て「〜してはいけない」の意味で捉えたらど壺にはまったわ。あ、なんか英語勉強ブログっぽい話題。
すごいまともで普通の本です。優しい世界過ぎて、こんな本を勉強で無理に読まされたら英語が嫌いになりそうです。反抗期です。