What I Wish I Knew When I Was 20 (1日目)

What I Wish I Knew When I Was 20



さーてと、次なる英語の本でも読もっかなっ!と新しい本に手を付ける。
英語を読むのにいつまでたっても苦労する物覚えの悪さですけど、読み終わった後にその苦労も忘れるらしくて悪いことばかりじゃないらしいのよ。(ポジティブハート)
さて、またしばらく時間をかけることになりそうなこちら、「What I Wish I Knew When I Was 20」。日本語で翻訳されている本だと、「20歳のときに知っておきたかったこと」というタイトルで出ているようですね。そのままです。内容もまぁ、ありがたいことが書かれていそうな雰囲気がプンプンです。
スタンフォード大学出身、そして同大学で講義も行ったことがある著者が、自らの経験を踏まえて若い世代に伝えたいことや伝えてきたことをまとめた本です。たぶん。だってまだ冒頭しか読んでないですし。でもタイトルを見ればだいたいどんな話の方向性かは判るでしょう。そして20歳をとっくに過ぎた私ですが、逆に20歳の自分に何か伝えることが出来るなら何を話す?と問われても「いや…お前はそのままでいいや…(諦」としか言えないどうしようもない自分にとって、「知っておきたかったこと」なんて言われたら気になってしょうがないのです。何さ!20歳までにやっておくことって何さ!彼女をつくるとか青春を満喫するとか哀しくなること言わないでよね!泣いてなんかいないわよ!
冒頭の1エピソードですが、著者がスタンフォード大学の講義で学生に「今から封筒に入った5ドルを渡します。開けるまでの時間は問いませんが、開けてから2時間以内で出来るだけ増やしてください」という課題を出した話が披露されます。つまり5ドルを種銭として商売をしろって話ですね。いやー聞くだけで面倒くさそうな宿題ですな!この5ドルをギャンブルでまずは倍にして…なんて考えてるのでは落第です。じゃぁスポンジを買って洗車サービスを売ろう、ジュースを売ろうと地道な商売を立案してもまだまだ。では優秀な学生グループはどうしたのかって聞くと、もはや5ドルには手を付けないで、あらかじめ人気レストランの席を予約しといて外で列に並んでいる客に「早く入れますけど買います?」と持ちかけたそうな。5ドルを増やすルールじゃないの?と思うところはありますが、これで多くのキャッシュを稼いだ事実は揺らぎません。むしろ変に拘ってる私の方が視野が狭いという事になります。世の中って厳しい…。
とまあそんな感じで、自分でビジネスを開拓せいという企業家思考をプッシュしてくる内容になってそうです。うん、自己啓発本だね。
本文の英語は小説のような情緒豊かな表現がありませんから、割とストレートに理解しやすい印象です。単純に単語が難しいです。ダイナミックな環境に左右される、とか、特定の人たちに価値のあるコンセプト、とか横文字超多い文章を読んでる感じ。洋書だから全部横文字だけど、あるんですよそういう読み易さとか読み辛さが。
ページ数は200ページ以下で、行もびっしりつまってる感じじゃないのでそれなりに早く読み終わりそうです。
それなりにね。