THE NOTEBOOK (1〜7日目くらい)

The Notebook


イヤッフー! ひさしぶりですよえいごの本コーナー。
最後にこのブログに読んだ本の感想を書いたのが1月ですから、半年ぶりのえいごの本ですよ奥さん。今までさぼってたわけじゃないんですよ奥さん(誰だよ)。ちょっとね、昔読んだ本をもう一度読み直すという回り道してたの。温故知新ってやつなの。(微妙に違う)
さぁてそろそろ新しいものが読みたいなと手に取ったのがこちらの本「ザ ノートブック」。邦題だと「きみに読む物語」となっているようです。書店にディスプレイされていた様子で有名な本っぽい雰囲気を感じましたが、正直良く知りません!でも買っちゃう!と、ちょっと背伸びしていつもの児童書じゃなくて大人向けの本を選んだ覚えがあります。記憶が曖昧なのは大人向けっぽかったから読むのを躊躇って、買ったあと1年か2年ぐらいずっと放置してたからです。だって難しいの嫌じゃん!
でもそろそろイケるんじゃないか?と自惚れでだいぶ調子に乗ってきたので封印を解くことにしました。表紙から見るに明らかに大人の恋愛ものです。今まで子供向けばかり読んでたのに、キャッ、おませさんなんだから!といい歳した大人が恥らいながら読むラブストーリー。さてどれくらい時間がかかるやら…と週の初めからこっそり読み進めていたのですが、7日目の週末の時点でなんとお話の80%以上を読み終わっているのです。どうした俺。
大人のお話ですが英語はとても分かりやすく、すらすらと読み進めることが出来ます。え、なに大人の恋愛マジちょろい?とイイ感じで錯覚させてくれる取っつきやすさで予想外に初心者にも安心の作りです。
お話は老人ホームらしきところでおじいさんがおばあさんにとある物語を読み聞かせることから始まります。読み聞かせているお話は、このおじいさんとおばあさんが10代の夏に一緒に過ごした思い出を語ったものでした。美しい夏の思い出と、今の年老いた二人の時間の間をゆっくりと埋めていく静かな一時が始まる、そんな感じの物語です。
でもその美しい思い出に引っ張られた後の展開が、なかなかヒドくて凄いのこれが。若いころの二人は愛し合うけど身分の違いから一回別れて、そんで10数年後に女性の方が別の男と婚約した際にやっぱりあの男が忘れられなくて会いに行っちゃうのよこれ。女の婚約者は超金持ちでハンサムの弁護士で女性に優しいという、お前それで何が不満なんだよと思くらいパーフェクトなナイスガイなんですけど、それに勝るのがひと夏会っただけの思い出の中の素朴な男(ナイスガイではあるんだけどね)。婚約後に他の男に会いに行くという、純愛か?と思わざるを得ない展開ですが、それ以上に弁護士を裏切って不倫するとか正気の沙汰とは思えません。慰謝料めっちゃ取られるんじゃない?とビクビクしましたが、ナイスガイのハンサム弁護士は本当にナイスガイ過ぎる対応で女に接するんですよ。詳しくは読み終わった後の日記で書こうかと思いますが、なぜ弁護士を選ばなかったと本気で思いました。
すらすら読んでいると錯覚しているだけあって、何気に細かい所は理解できず読み飛ばしているけど、いつもの事なので気にしません。さあ、後ちょっとですので来週までに読んでしまいましょう。