キミとは致命的なズレがある (2日目)

キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)


(; ゚Д゚) な…え、終わり?終わったの?
「キミとは致命的なズレがある」を読み終わりました。結構本気のサイコ系ミステリーで道中のドキドキ感はなかなかのものでしたね。それと別に戦闘っちゃうような展開にはならなかったです。うむ、実にイイ予想の裏切り方だ。
ただ作中で明かされた謎は多いけれど、明かされなかった謎もまた多かった。ど、どういう事ですか!?いや、実は全部明かされているのかな?致命的にズレていたのは俺の方でしたー!みたいな話なのかマッサーカー!
ええ、こんな感じで微妙に混乱していますが、取り敢えず読み終った感想としては面白かったのではあります。
ただ謎が…。一応いろんな計算をしながら伏線をばら撒いて、理論立てて組み立てられたお話なんですよ。だからアインズヴァッハの門とか納得出来ねーよ俺…。なんだったんだろう。細かい部分、例えば美鳥のお母様が「あらあらあら〜」って本気で精神がヤバイんじゃないかって疑うような性格をしていた事とかは謎のままでもいいんですが(むしろ触れちゃいけない気がする)、核心の部分で明らかにされなかったものが半分くらいあるような気がするのはやはり心に引っ掛かります。こう、「このミステリーがすごい!」にランクインするやつくらい、偏執的なまでに伏線をこじつけて明かしまくるようなものではなかったです。まあこれはライトノベルだから、で済ませられなくはないですけどね…。
いや、やっぱり何処か読み落としてるか勘違いしてるところがあるのかなー。作者さんが意図したズレって自分は感じ取れたのかなー…。はて…さて…。