薔薇のマリア 21

薔薇のマリア 21.I love you.[rouge] (角川スニーカー文庫)


本当に今度こそ終わりの薔薇のマリアさん最終巻。
そして今まで散々引っ張ってきた全てのネタ明かしのお時間でもございます。
私がライトノベルというものを読み始めた頃に出会った作品なので個人的になかなか思い入れのあるシリーズなのですが、最終巻までようやく読み切ったことでチクショウつまらなかったよ!と清々しいまでの気持ち良さで雄叫びを上げる事が出来ました。外伝入れて27冊読み切った感想がつまらなかったでもいいじゃないか!なら何故そこまで読んだ!マリアさんが可愛いからだ!
この際ですから薔薇のマリアさんシリーズを振り返っての私の印象を申すならば、一言「紙面がうるさい」でございましょうか。どいつもこいつもGYAAAAAAAAA!とかうりょぉぁぁあああああああああぁぁぁぁ!とかうるせーんだ!おかげで話は全然進まないし何を言っているか分からないしでとにかく読んでいて楽しくない!そして次から次へと襲い来る魔物たちとよく分からない魔物たち。ストーリーはひたすら戦うお話で片付けても良いんじゃないでしょうか。
21巻でやっと明かされた世界の秘密については…大事なところなので黙秘するとして、そうするともう書く事が何も思いつきません。
何年も追いかけたシリーズなのになんてつまらない感想しか書けないんだ俺は…。マリアさんとの思い出はこんなものだったのか。いや、あれこれ想像する余地もなく今までの謎に決着をつけちゃったことで、わざわざ口にするような事ももう残ってないのよ。逆にラストは情報が少なすぎて考える気力も出ませぬ…。
ふふ…だがな、俺は読み切ったぜ…。やったぜ。