コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED

コップクラフト4 DRAGNET MIRAGE RELOADED  (ガガガ文庫)

コップクラフトシリーズの久々の続巻。
おぅ、ひさしぶりじゃぁないかと感じていたら、前に出たのが3年前ですと!そんなに経ってたの?
ファンタジー世界へのゲートが繋がってその時は自衛隊が出動したかもしれないけど、15年くらい経ってだいぶ落ち着いてきたゲート付近の街で活躍するポリスメンのお話4冊目。魔法や怪物は出てくるけど、基本はアメリカンなノリのダイナマイト刑事で、弾丸の他に小粋なジョークも良く飛びます。
今回はメインのお話というより外伝というか小休止?みたいな軽めの事件と、ちょっとした小話を2章ほどと次へとパスを回すジャブ的な内容の一冊となっていました。次っていつよ…。まぁいいや。要するにお気軽に笑ってニヤニヤ出来るってことです。
何がニヤニヤ出来るって?それはね、上の画像でエラソーにしている女の子が飼い猫と精神が入れ替わって甘えてくるんです。ペロペロもありますよ。ちなみに軽めの事件ってこれの事です。それじゃまるで今回の警察が何もしてないみたいですが、一応どうでもいい事件が同時並行で起こりますんで仕事はしています。でもさ。精神が猫のティラナ嬢がおしっこしたそうにモジモジしている方が大事件だと思わないかい?
キャラクターの魅力や舞台背景の面白さは完全に前作までの1〜3巻頼み、すなわち一見さんお断りの身内ネタばかりの4巻でしたけど、ひと時のニヤニヤさんきゅーでございました。