英語で「同じ並び方に直してほしい」を伝えたい

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f:id:honokajimon:20191103211129j:plain [質問]英語で「同じ並び方に直してほしい」を伝えたい

【背景】

みんなで作成資料をレビューするお時間が始まりましたので、内容にツッコミを入れなくてはいけません。表の中で示されているデータの並び方がバラバラでとっても見辛かったので「並び変えた方がいいんじゃ?」と指摘しようと、とりあえず英文を考えます。

You should sort the data.

You should be rearranging the data.

(σ・з・。`) (どれがいいんだ?)

しかし内容が不足していると感じますので、「このデータとあのデータの並び方は合わせるようにするべきだ」にまでさっきの英文を発展させようとして、現場では断念しました。

【本題】

You should sort this data and that data in the same order.

You should be rearranging this data and that data in the same way.

You should put this data and that data together in the same order.

You should match in order of this data and that data.

とりあえず何個か作ってみたんですけど、「だいたいあっている感じはするがどれだけ文法や意味でやらかしているか分からない」判断に困る代物ばかり生成されました。最後のmatchを使ったやつは無理やり作った違和感が一番あります… 

思いっきり間違えるのもいい勉強になる!と覚悟の上での質問ですので、面倒くさいかもしれませんが添削をお願いしたいです。遠慮は不要です。でも厳しくされ過ぎると心が折れるかも…。

 

f:id:honokajimon:20191105224536j:plain  A.英語で「同じ並び方に直してほしい」を伝えたい

「このデータとあのデータの並び方は合わせるようにするべきだ」

という文章ですね。

まず、動詞の表現としては

・物 is sorted in the same order

・物 is rearranged in the same order

これが自然な表現なようです。Googleで検索をかけたところ、この2つの動詞は、受動態のほうが多かったんです。

「着目点をどこにするか」によって態を買えるんです。能動態「人がOをVする」だと、「誰がやるのか」に着目点がいきます。能動態「OはVされる」ですと、「何が」に着目点がいきます。データ関連について話すとき、動作主よりもデータそのものの方を強調したい場合が多いんだと思います。でも会話ですから、とっさに受動態を作ることまでなかなかいたらないと思います!能動態だとおかしい、というわけではありませんのでそのままにしておきますね(*^^*)

次に時制です。

「現在進行形」には以下のような意味があります。

・今まさに行っている現在の動作

・日程が分かっている近未来の予定(通常、日時の情報とともに使います)

文章の1つに進行形をもちいたものがありましたが、このどちらにも属さないので、今回は現在形でOKです!が、どちらかというと、「見せる前にすでに行っているべきだった」という状況ですのでshouldの後ろは過去の意味を表す完了形「have+過去分詞」がいいですね。

You should have arranged the data…(データを並べておくべきだったね)

になります。

では個々の文章をみていきます!

①          “You should sort this data and that data in the same order.”

4つのなかでこの文章が一番自然に聞こえます。

「これとあれを同じ順番に並び替えるべきだ」ですね!

You should sort this data in the same order as that.

the same A as B(Bと同じA)という表現を加えてみました。

「あれと同じ順番に、これを並び替える」となります。

「あれ」に合わせる感じです。

②          “You should be rearranging this data and that data in the same way.”

さきほど書いたように、進行形は現在形(shouldのうしろなので原形)になおしていいですね。

③          “You should put this data and that data together in the same order.”

put A and B togetherは「AとBをひとまとめにする」という意味になりますので表が合体することになってしまいます。

④          “You should match in order of this data and that data.”

matchはこの場合、「match A with B」の形をとらなきゃですね!

「なに(A)を、どれ(B)に、合わせる」の、「なに」の部分が後ろに行っちゃっています。上の文章を訳すと「このデータとあのデータの順番に、~を合わせる」となっているんです。なのでここは

You should match the order of this data with that of that data.

こうなります!Thatという代名詞は、the orderを指しています。

というわけで模範例としては

This data should have been sorted in the same order as that.

となります!(arrangeよりもsortのほうが検索結果が多かったのでこちらを採用しました)

今回は過去の後悔を表す完了形をとり、さらに文脈的に受動態を使用したほうが自然になるので完了系の受動態「have been Ved」の形をとっています(*^^*)