「あまり気が進まないのだけど」のポジティブな言い方
[質問]「あまり気が進まないのだけど」のポジティブな言い方
【背景】
今日もお仕事に取り掛かろうと思ったら、間が悪いことに丁度良い道具が出払っていてたまたま高性能な道具しか残っていませんでした。まぁ性能が良い分には問題が無いんですけどね。ただ近所のスーパーに買い物に行くためにスーパーカーで出かけるような、お前そんなに加速性能いらんだろ、逆に擦ったり無防備に駐車場に止めておく方が怖いわ!っていう感じであまり使いたくなかったんです。
【本題】
道具があるのに出来ませんと言うのも変だったので、「あれが今残っているのですけど、あまり気が進まないんですよね。」と道具の価値が分かってる人っぽい雰囲気を演出したかったんですけど”I don’t want to…”じゃ単に駄々をこねてるみたいだなという印象。
それでいつものように後から考えてみまして、取り敢えずこんな感じの文章を作りました↓
“There is the tool left now, but I am unwilling to use it.”
“気が進まない”は他に”reluctant” “don’t feel like doing”なんかがあるかと思いますが、ここで大事なのは別に本当にやりたくないわけじゃないんです。こんな高級品使っていいのかしら?とちょっと遠慮があるだけなんです。「え?何、やる気がないの?」みたいな印象を与えるのだけは回避したい所です。いろんな言い回しでどの程度印象が変わるのかイマイチ分からんのですよね。
A.「あまり気が進まないのだけど」のポジティブな言い方 について
今回は「行う内容に対して、使うにはもったいない道具しか残ってないので、道具の価値を考えると気が進まない」という内容ですね!
“There is the tool left now, but I am unwilling to use it.”
まずこの英文についてですが、「left」という形容詞なのですが、「余り物」のイメージがあります。「leftover」だと「昨晩からの余ったごはん」という感じです。残すという意味もありますが、「意図してなにかを残す」感じなんですね。I left food for my dog. 犬のためにご飯を残しておいた。など!
代わりに「the tool (which) we have」がいいと思います(*^^*)
現状、「私たちが所有している道具」となります!
関係代名詞目的格のwhichは省略OKなので、話し言葉では言わないほうが多いです。
「もったいない」という理由が1文から見えてくるほうがいいと思うので「too good」をいれると良いかなと思います。そういうわけで、このような文章になりました。
The tool we have now is too good for this, so I am unwilling to use it.
今ある道具はこれにはもったいないから、それを使う気が起きない。
ちなみに「be unwilling to 」以外ですと
「I’m hesitating to V」Vするのをためらっている
「I don’t feel like Ving」Vしたくない気がする
「I’d (I would) rather not V」どちらかというとVしたくない
なんかもあります!どれもこの文脈にピッタリな口語表現です。口語では「unwilling」のように「否定の接頭辞」を加えた形容詞を使うよりも「肯定的な形容詞・動詞」に「not」をつけて否定することのほうが多い印象です。(語調が強くなりすぎるからだと思います)
コヤマ