英語のゲーム「Forgotten Memories」


また英語のゲームで遊んでみたよ。
iOS版ですので、さくっとダウンロードしてiPad3でプレイです。日本語には対応していませんので、英語音声の英語字幕で進まなくてはいけません。こちとら英語の勉強代わりにやろうとしてるんだ、バッチこいってなもんですよ。てなわけで早速開始です。


わお、何これめっちゃホラーゲームっぽい。ゲームを始めるとわけもわからない内に、懐中電灯を片手に廃墟に放り出されます。iPadのタッチパネルでのプレイ方法は、画面の左半分を指でぐりぐりして主人公を動かし、右半分をぐりぐりして懐中電灯の照らす先を動かします。タッチパネルの操作がめんどいよー!ゲームコントローラで育った私にとって、この操作性の困難さは最初のハードルです。ひえー!ただでさえ怖い雰囲気の中なのに、不自由な動きで進んで行けっていうのかい!
ゲームは見た目的にサイレントヒルとかバイオハザードとか、そんな感じのアドベンチャーに近いですね。セーブもゲーム内でフロッピーディスクを拾ったらセーブ出来るので、回数が有限なのも似ています。でもフロッピー一枚で一回しかセーブできないって、少なすぎない?バイオのインクリボンだって、3回とか4回くらいは使えたのに。しかもセーブスロットが一個しかないし。やめてよ…ますますプレイするのが不安になるじゃん…。


ゲーム内の台詞はもちろん英語。字幕も英語です。主人公は行方不明になった少女を依頼を受けて探している途中でして、気が付いたら怪我をして見知らぬ屋敷で寝っころがっていたのです。とにかく現状把握をせねばとうろうろすると、辿り着いたのがコチラasylum(養護施設とか精神病院とかそんな感じ)。この施設の謎を追うと、ついでに行方不明の少女も見つかるって寸法よ。ゲームのお約束ってやつだ。とにかく、レッツ英語の勉強!



うおぉぉ…暗い…。怖い…。



「It looks confortable.(あら、快適そう)」。日常で使えそうな表現ですね。探索系のゲームは独り言の台詞が多くなるので、一人でも気軽にForgotten Memoriesごっこが出来るのだ。



「I can't make any calls with this.(この電話使えないじゃん!)」。電話が使えないのはお約束。ちなみに電話をかけるは make a phone call to ですが、Forgotten Memoriesごっこで真似したくなるのは前者かな。「くそっ、電話が繋がらねぇ!」。実生活で使ってみてぇ…。



建物内の至る所に置いてあるマネキン。どこの部屋に行ってもマネキンが転がっていて、とても不気味です。初めは「うわぁーなんだこれ…」と思いつつ動かないマネキンを何体も通り過ぎるのですが…



たまに襲い掛かってきます。敵でした。手持ちの鉄パイプで応戦しなくてはいけませんが、操作性が悪くてボコったりボコられたりしながら戦いました。難易度ノーマルのくせにやたら堅くて、襲われる度に確実にHPを持って行かれる私。回復を…!回復アイテムをください!このゲーム回復アイテム全然見つからないんですけど!



あっちにもマネキン、こっちにもマネキン。今までなんとなく通り過ぎてきた数々のマネキンたちが、実はいつ襲い掛かってくるか分からないと知ると、途端に何処も彼処も怖くて堪らなくなります。すみません、このゲーム怖すぎるんですけど。




マネキン、マネキン、マネキン…。フザケンナ!ここを通れとかマジ フザケンナ!一対一なら対処出来ても、複数体相手だとダメージを喰らう危険性が高くなります。このゲーム、回復アイテムがすんごい少ないので、例え一発喰らっただけだとしても地味に積み重なって後々死にます。というか死にまくりました。全てのマネキンが動くわけではありませんが、建物のどこにでもマネキンがいるのです…。アドベンチャーゲームなので謎解きもしなくてはいけません。開かない扉のカギを探してうろうろしつつちょびっとマネキンにボコられ、建物の仕掛けを解除するためにうろうろしつつちょびっとマネキンにボコられ、やがて死に至ります。セーブは有限でしかもセーブスロットが一個しかありませんから、何とか安全地帯まで辿り着いてもHPが減り過ぎた状態でセーブするのは躊躇われます。いやだ…死にたくないよぉ…。ホントこのゲーム怖いよぉ…



「The only good mannequin is a broken mannequin!(良いマネキンは壊れたマネキンだけだ!)」
ホントそう思います…。
ゲームをプレイする時の注意として、部屋を暗くしてヘッドホンをしてプレイしてくださいと最初の画面で表示されます。最初は余裕綽々で「はいはーい、分かったよ〜ん」と、正直に従って寝っころがってリラックスプレイしてたのですが、途中からiPadを机のベストポジションに固定してのガチプレイに変更して、でも怖すぎたので部屋は明るくしてプレイしてました。ゲームで死ぬ度にもうプレイするの無理だぁ…怖すぎるぅ…と心が折れそうになりましたが、というかほとんど折れてましたが、何とかクリアすることが出来ました。(ちなみにクリアできた理由:ネタバレ→ このゲーム、そこまでプレイ時間は長くない

全編英語という事もありましたが、ストーリーの方もミステリー調で少々複雑でしたので、なんとなーく内容を理解した気分で終わりました。ゲーム中は本棚なんかに日記が置いてあるので、この養護施設で起こった事件や当事者の記録なんかを読むために、もちろん長文読解にも挑戦しなくちゃなりません。まぁフィーリングだフィーリング。凄惨な事件が起こったらしいのですわよ。とにかくクリアしちゃえば落ち着きますけど、プレイ中は死にまくるし難しいしで、すごい怖いゲームでした…。