「~と同じ~」をどうやって付け足そう?
[質問]「~と同じ~」をどうやって付け足そう?
【背景】
ミーティング中は聞くだけじゃなくて疑問に思った事があったらどんどん発言もしなくちゃいけません。だって自分が関係する作業ですので困るのは自分ですから。「その動作で不具合が起こるの?」という意味合いで
”Does the fail occur when the operation running?”
という文をとりあえず組み立てましたが、話の流れ的にあたりまえじゃん何言ってんのコイツみたいな内容なのでもう少し説明を加えたくなりました。
「その動作で起こるのは以前報告のあったものと同じ不具合なのですか?」
このくらい言えたら賢そうな発言に聞こえそうだと思ったんです。
【本題】
より具体的に説明したくて「(以前報告のあったもの)と同じ(不具合)」という文を追加しようとして、同じってEnglishでなんだっけ、the same failだけじゃ微妙に意味が足りないぞ、これ文章中にどんな感じで追加する?なんて考えているうちにミーティング中の発言は諦めました。。゜(つД`)゜。
それで改めてあーでもないこーでもないとこねくり回してなんとか組み立てたのがコレ↓
“Does the same as the fail that before reported is occurred when the operation running?”
個人的にどことは言えないけど違和感が拭えない文章が出来上がりました。あれこれ考えすぎて分けわかんなくなってます。このキメラみたいな英文を叩き直すことって出来ます?
A.「~と同じ~」をどうやって付け足そう? について
さて質問内容ですが、「その動作で起こるのは以前報告のあったものと同じ不具合なのですか?」こちらですね。ポイントは「以前と同じ」というところですよね。
”Does the fail occur when the operation running?”
実はこれはすごいいいところまで書けているので、少し手を加えるだけで上記の和訳に合う英文になります!日本語の文はつまり「(以前起きたものが)またその不具合が起きたのですか?」ということになりますので単純に過去形の疑問文にしてしまえばいいですね(*^^*)
Did the fail occur again?
「the」があることによって、「同じ」ことを指せますから、これだけで十分に伝わります。「同じことが同じ状況でまた起きた」ことは伝わるので、when以降もなくても大丈夫です。口頭でもぱっと出やすい長さだと思います(*^^*)
ところで「fail」(試験の評価としての不合格)よりも「error」(偶然起きた誤り)のほうがいいでしょうか?少し気になりました!業界用語としてfailが使われていたらすみません💦
Google検索にかけてみたところ“fail occur”は8,980 件 “error occur” は1,440,000 件でした!ちなみに”failure occur”ですと189,000 件です。「failure」には「失敗・障害・不具合」という意味があります!
クリハラ追記:(本当はfailじゃなくて不具合名(例えば強制無限ループとかランダムフリーズとか)が入る個所なので、あんまり気にしないでください…!)
“Does the same as the fail that before reported is occurred when the operation running?”
こちらの文章ですが、まず結論から、修正するとこうなります。(when以降は上の文同様、省略します)
“Did the same error as the one reported before occur?”
※上の文にならってdoesは過去形のdidに、failはerrorに変更しました。
まず構造として単純化するといいですね!
① 同じ不具合が起きたの? → Did the same error occur?
② 「どんな不具合かというと」という説明は、errorの後ろに形容詞のカタマリを使って加えます。今回は前置詞のasを使用しています。
as the one(error) reported before? 以前報告されたやつ(不具合)と同じという意味になります。beforeは時間の情報なので、動詞reportedの後ろがいいですね。形容詞のカタマリが長くなってくると、どれがメインの主語・動詞なのかを忘れがちになってしまいます!最初に幹となるメインの主語・動詞を組み立てて、あとから形容詞部分を書き加えると文法的なミスが減りますよ(*^^*)
★Did/Does疑問文のなかで「is」を使ってしまっています!短いほうの文では起きてないミスですね。
クリハラ追記:(ミスってるー!あれこれ弄り過ぎて集中力切れてたー!?)
変なところに関係のない動詞が入ってくると、聴いている側は「どこまでがなんのカタマリ?」と混乱してしまい、うまく頭に入ってこないことがあります。
そこで円滑なコミュニケーションのために、1文を短くする、便利なコツをお伝えしますね!それは文の終わりに加える、補足を追加してくれる関係詞の「which」です。
たとえば今回ならIs that the error which happened before?
それって前に起きた不具合?というかんじです。
「That is 名詞 which 動詞…」で「それは動詞する名詞だ」という意味になります。主語・動詞を先に言い切ってしまうので、複雑すぎる文構造になる心配もありません!(そして英語は長すぎる主語が好きではないのです)
この形を使えるようになると、簡単な構造で幅広い表現・説明に対応できるようになりますよ(*^^*)
コヤマ