そして、誰もが嘘をつく

そして、誰もが嘘をつく (電撃文庫)


地震の影響で水が出ないし、お店が何処も閉まってて食料もヤバいですけど、ボクは元気です。何もする事がないときは、本を読んで極力静かに過ごして体力と電力温存です。慌てない慌てない。今は大丈夫…

さて本日のこちら。「君のための物語」の人!「君のための物語」の人じゃないか! デビュー作「君のための物語」の面白具合は華麗に私の心をキャッチしたけれども、その後の新作が悉く絶望的な出来だったためいつまでたっても「君のための物語の人」の作者ですよコノヤロウ!またまた新作かコノヤロウ!上等でぃ、読むさ!


(; ゚Д゚)  ぬはぁ!!?
面白い、面白いぞこれは!ようやく作者さんの本領発揮が来ましたね!というかこれは「君のための物語」の続編じゃないですか!
今まで頑なに新規作品ばかり出していてなにやら作家としての意地でもあるのかと思っていましたが、ここにきてひょっこり続編を出すなんてまったく油断のならない人なんでしょうか。そして面白い作品を出してくれましたけど、やっぱりまだ「君のための物語」の人のままの作者で笑えました。まあ仕方ないね!
序章と終章で出てくる正体の明かされない人物、脇役たちの何やら含みのある過去話、それらの出来事は前作でばっちり書かれております。一見続編とわからない今作ですが、より楽しむにはやはり前作を読むのは必要でしょうね。
なあに、どっちも面白いから気後れする必要はないさ!