The MYSTERIOUS BENEDICT SOCIETY (2日目)

The Mysterious Benedict Society


地震の影響で軒並みスーパーが閉まっていて、水道もまだ止まったままです。食うものがなければせめて気を紛らわすものを…と辺りを彷徨ったんですが、どこの書店も開いてませんでした。まあ当たり前と言えば当たり前ですけど。


仕方がないのでこの間買った英語の本を解読することにします。ザ・ミステリアス・ベネディクト・ソサエティー、外国の児童書の続きです。

えーと、主人公のReynie(レイニー)くんは11歳か12歳の児童養護施設で暮らす男の子。この子はなかなか頭の良い子で、同じ施設の子供たちからは僻みからか少しいじめられているらしいです。そんである日レイニーくんは奇妙な新聞広告を見つけて、そのテストを受けようと試験会場に向かいます。どんなテストなのかと、どうしてそのテストを受ける気になったのかは見事読み落としたせいでよくわかりません。まあ、今の自分を変えたい?みたいな感じだと思う!

さてそのテスト、受験者はどうやら他にも沢山いるらしいのですが、レイニーくんは他の参加者の中から悉く一人だけ勝ち残るという快進撃っぷりを見せてくれます。勝ち方のポイントは鋭い洞察力。それぞれのテストには解き方のヒントが隠されているようでして、一見難しく見える問題も上手いこと切り抜けていきます。なかなか見ていて気持ちのいい野郎です。
さらにいくつかのテストを抜けた後、同じように進んだ2人の参加者と合流しました。
一人は11歳か12歳だかのメガネをかけた気の弱そうな男の子。名前はSticky(スティッキー)。テストのヒントには全く気が付かなかったけど、全部ガチで問題を解いたというレイニーくんとは別の意味で頭がいい男の子です。
もう一人は二人の男の子より一つ年上(多分)の女の子。Kate(ケイト)ちゃん。テストの問題は解けなかったけれど試験官に親切にしたら先に進ませてくれたそうです。この子は運動神経で秀でているようでして、基本的に己の肉体のみでこれからのテストを進んでいきます。
どうやらこの3人が物語の主役らしいですね。これから更にテストの目的と、その先で待っているであろう事件があるわけですな。さあいったいどんな出来事が待っているのか、俺は何が書かれているのか理解できるのか、いろいろな意味で気の抜けないストーリーに目が離せませんぜ!