赤々煉恋 (2日目)

赤々煉恋 (創元推理文庫)


赤々煉恋を読み続けて2日目。どうもこんばんはです。
この短編集のあまりの救いのなさに思わず叫んでしまった昨日ですが、紹介文をよく見ると「連作短編」と書かれているのを見つけまして、もしや続きがあるのかと次の短編も読んでみたんですよ。

「レイニー・エレーン」
(読む)

 ↓

(; ゚Д゚)  す、救いはないんですか!?


連作短編だなんて、ボクを騙したね!なにも繋がってなかったじゃないか!
どうやらこの本、ひたすら救いのないお話で攻めてくるようです。読み終わった後に残るのは後味の悪さと、なんじゃこりゃぁ…という呟きのみです。なんじゃこりゃぁ…


もうこれはそういうものなんだと諦めるしかないのか、そう思っていたときついに望みの一編に出会うことができました。

「私はフランセス」
(読む)

 ↓

( ゚д゚)  救いはあった…
ただしものすっごく暗い
だけどもようやく幸せそうな結末を迎えた人が出てきたよ。常識から外れた幸せの形です。こういうギャップは魅せられる。あ、これってもしかして私の業?なんちゃって。
さて、あとは最後の一つを読んで終わりです。