赤々煉恋 (3日目)

赤々煉恋 (創元推理文庫)


赤々煉恋を読み続けて3日目。どうもこんばです。今日で読み終わりです。
救いのない話ばかりが続いたこの短編集も、残すところあと一つ。さてどんなお話が来るんでしょうか。最後の一つって思うとなんか期待しちゃうね。


「いつか、静かの海に」
(読む)
 ↓
おお、最後の最後で私が望む朱川湊人さんがおられた…


この作者さんの魅力の一つである、どこか哀しく、そして美しいと形容出来るようなホラーテイストのお話が炸裂致しました。グロテスクさで一瞬読者の心を揺さぶってから、深くお話の中に引きずり込むその手腕。たまりませんな。ただ結末がヘタレててちょっとショック!ページが足りないよ!
読み始めたころはなんじゃこりゃぁなんて言ったりもしましたが、ひとつでもお気に入りの作品が見つかれば満足さ。