シュガーダーク 埋められた闇と少女 (2日目)

シュガーダーク  埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)


まだまだ続くぜシュガーダーク日和!なんだかライトノベルだーと意識して読むと結構珍しい雰囲気がする。いつも読んでるのはキャラクター描写に命を賭けているような過剰さがあるんですけど、これはその辺ほどほどにスルーしておいてお話の方を淡々と進めて行ってる印象です。静かな感じがお話の不気味さと相俟ってイイ感じ。

冤罪で捕まったらしい少年が何処か人気のない場所にある墓地に護送され、そこでひたすら墓穴掘りの仕事をし続けるというお話。墓地には管理人のじいさんばあさんがいるくらいで、まあなんとも寂しい場所です。外の世界は産業革命っぽい様相を呈しているようですが、墓地から出られないし人もあんまりこないしであまり良く分かりません。自分が何を埋める穴を掘っているのかすら分からない始末ですし。とりあえず先へ先へと読み進みたくなります。
なんだかどういう結末を迎えるのかすっごく気になる。