My Father's Dragon

My Father's Dragon


久しぶりにえいごの本を読んで気分転換。…気分転換できるかな?
本日はこちら「マイ ファーザーズ ドラゴン」よりお送りします。日本語訳のタイトルだと「エルマーのぼうけん」ですね。対象年齢5・6歳くらいからの児童書です。わぁい!
このお話は、その昔自分のお父さんが体験した冒険の内容を読み聞かせるという体裁を取った、本当にあったかもしれない風のファンタジーな物語となっております。語り手のお父さんがエルマーくんだそうな。
昔うちの父ちゃんがね、くたびれた野良猫を拾ったんだよ。家に帰ってそのうち猫嫌いのばあさんに追い出されちゃったんだけどね、野良猫はご飯をくれたお礼に今まで旅して来た場所のお話をしてくれたんだ。とある島には赤ちゃんドラゴンが動物たちに捕まって、乗り物としてこき使われているらしいんだ。なんて酷いことを!って思った父ちゃんは、ドラゴン救出に向けて単身で島にスニキーングミッションしに行くことに決めたんだって。
そんな感じで野生動物たちが支配するワイルドアイランドへ、赤ちゃんドラゴンを助けに向かったエルマーくん。今まで生きて帰ってきた人間は誰もいないという、え…割とそれガチでヤバいんじゃね?と思われるデンジャラスゾーンを知恵を頼りに進んでいくことになります。ライオンとかゴリラに次々と襲われて、その度に生きるか死ぬかの交渉(言葉は通じます)を何とかクリアしていくエルマーくん。そりゃあ児童書ですからあっさりとした描写となっていますが、失敗したらこれ結構悲惨な殺され方しない…?(7頭のトラに寄ってたかって食われるとか、ゴリラに腕を引き千切られるとか)、私だったらこれピンチ切り抜けられなくて殺されてない…?とか結構ハラハラしつつ読み進めました。
こちらは児童書とはいえ洋書ですので、読み終わるのも一苦労ってなもんです。そんなに文字数も多くなく、かといって絵本みたいに殆ど文章が無いというわけでもなく、なかなか読みごたえのある英文80ページくらい。
英語は簡単な方ではあります。対象年齢5・6歳以上だし…。けど結構一文が長くて意味が把握し辛い箇所もちらほらありました。あくまで他の洋書と比べると簡単に見えるだけであって、この本自体の難易度は決して簡単ではありません。
そしてこの本と比べて大人向けの洋書が滅茶苦茶難しいというと、そうでもないと思う今日この頃。洋書の難しさってよく分からん…。