バカとテストと召喚獣6.5

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)


( ゚Д゚)  ヤッベ!そろそろこのシリーズについていけないかもしれん!
テレビアニメも決まってこれからますます人気がヒートアップする(かもしれない)のに、その頃にはもうひっそりと脱落しているヨ・カ・ンもしてきた!そんな感じの今日の一冊。
タイトルにもなっている「バカ」については一巻の頃からもうホントに笑わせて頂きました。全力でバカをやっている姿って素晴らしい。しかし巻数を重ねるにつれて、バカはバカでもバカップルに意味が移り変わってきている気がするのYO!笑いもだんだん乾いてきた気がします。ちょっと明久君の恋愛鈍感ネタにだらけてきちゃった。

んなこまけえこたぁいいから、カワイイ女性陣に萌えてりゃあいいんだよ!と今回はサービス満点の水着回でテンション回復。グエヘッヘッヘ、絶景かな絶景かな。
でもそんな女性陣をほっといて男性陣がナンパしに行く展開に引く。え、普通に失礼過ぎるというかあり得なくない?んで町主催のミス浴衣コンテストに女装して参加する展開にまた引く。内輪でバカやってるのは良いけど、調子に乗って海水浴場とかコンテスト会場を荒らす様なバカは…ゴメンね、おにいさんちょっと無理でした。内輪はともかく、何も知らない人は笑えないんじゃなかろうか。
最後の短編もいろいろひどかったです。バカとテストと召喚獣に出てくる不良のあんちゃん達は悪い意味でバカ過ぎるという特徴があったのですが、この思い出話に出てくる悪いぼうや達も例に洩れず頭が足りてません。不良に嫌な思い出でもあるのか知らないけど、やられ役は本当に作者に愛されていないと常々思う。適当に使い捨てられる姿が哀れでもあります。あと大人たちが情けなさ過ぎます。子どもが喧嘩して帰ってきて喜んでる雄二君のお母さんにはアンタ何イッテンダ!と言いたかったけど、あのボケた性格はギャグじゃないような気がする。自分ならぶん殴ってでも洗いざらい喋らせて雄二君の話を聞いてやりたいところなのですが、これもひとさまの教育方針だと思って諦めます。ハァ、シリアス展開合わないね。

まあ、一番合わなかったのは明久君の女装ネタでしたけどね!作中でどれだけカワイイカワイイ言われてても、女装明久君はやっぱり無理だと感じました。むしろ持て囃されるほど背筋が寒くなってきます。他の男性レギュラーメンバーも女装する機会がありましたがどれもあり得んカッタ。この女装ネタはこれからもどんどんプッシュしていく気配がしますが、正直あまり楽しめそうもない気がしてテンションダウン。
しかしなぁ…同じ女装ネタでもどうしてか秀吉だけは違うんだよなぁ。外見より中身が重要ということだろうか、自分でもよう分からんね。