英語のゲーム「Sword of Asumi」


どうもこんにちは。英語のゲームでお勉強のお時間です。またまたギャルゲーっぽいので遊んじゃうぞ。
そこそこ探して見つけましたギャルゲーっぽいこちらのゲーム「Sword of Asumi」。アメリカ製なんだかイギリス製なんだか、はたまたアジアのどこかなのかイマイチ製作元が分からず、せっかく英語の勉強をするのに英語圏以外のゲームは避けたいなぁと考える私の不安が最後まで残るプレイングとなりましたがひとまずクリアはしました。なんか販売元のサイト(US)にはえっちい絵がいっぱい出てきたけど、会社情報はよく分からなかったの。
あ、このゲーム自体は全年齢対象です。app storeで240円でした。




ギャルゲーですが主人公は女の子。上の画像で言うと真ん中の子です。ゲームのタイトル画面で日本語の主題歌が流れたり、舞台は現代っぽいけど江戸と発音がそっくりのエドだったり、主人公の女の子は秘密組織のアサシンで立派なサムライになることを夢見てたりします。日本で製作された内容じゃなさそうだけど、外国要素があまり感じられない(たとえ間違った日本観としても)あたりが実に微妙な気分にさせてくれます。自分で選んどいてなんだけど、ギャルゲーは日本の文化なのか外国作品でもホント日本のコピー品みたいなものしか見当たらん。違いが感じられないなら普通に日本のゲームを遊ぶさ。まぁとりあえずゲーム開始です。




主人公の女の子 アスミ(Asumi)は本業がアサシンのため、オープニングからどこかの屋敷に侵入して暗殺業務に精を出しています。途中でメイドに見つかっていきなり「殺す」か「行動不能にする」の選択肢を選ばされますが、アスミさんはプロなのでどちらを選んでもちゃんと任務を進めていってくれました。物語の導入にふさわしい小手調べ的なミッションが終わりますと、組織の先輩がやってきて特別任務を言い渡されます。名門のバトルアカデミーに一般生徒として潜入して、反乱組織オロチの重要人物レイブンを抹殺するのです。というわけで自分の素性を隠しつつアカデミーのどこかにいるレイブンを探しながら、一般生徒たちとあれこれ楽しんじゃうギャルゲー生活の始まりです。




しかしギャルゲーと言えど主人公は女の子のため、どうしても野郎の影がどこかしらにちらつきます。適当に社交辞令的な返事を選んでたらイケメンがいっぱい引っかかってきました。アスミさんも潜入ミッションを忘れたかのように、普通に授業を受けて普通にテンパったりイケメンたちの甘いささやきに簡単に心奪われたりとそれなりに楽しんでいるようでした。ただ楽しんでいる方が多くて、探している敵の情報はいくらストーリーが進んでもいまいちはっきりしません。こんなんで大丈夫かしらと思っていたら、何も判明していないうちに最終日に到達したらしくて、今まで一番気になる人を選ぶ選択肢が出てきました。どうやらアスミさんは目的を果たす前に、大事な人に告白しに行くらしいです。えー、特に気になるやつなんかいなかったけどどうしよう。というか出てきた名前すらよく覚えてないや。とりあえず、なんか見た事のある名前の奴を選んで適当にお茶を濁そう…




ぐえー!!
キミそいつの事そんなに好きだったっけ?ってくらい唐突にアスミさんは「愛してるの!」という告白と一緒にアサシンという身分も告白して相手に特攻。相手は「ごめん、そこまで愛してない」の返事をナイフに載せて、物理的にアスミさんのハートを見事にブレイク。バットエンドへとたどり着きました。こいつ絶対許さねぇ…!なんだよ会話したときはアスミさんにデレデレしてたくせによ!いいもん次は違う男にするもん!




ぐえー!!
二回目の攻略も虚しく、男に刺されるアスミさん。というか最後の選択肢の唐突さが本当にヤバイ。フラグを立ててようが立ててまいが、選んだ瞬間にアスミさんが好き好き大好きモードになって告白しに行っちゃうんです。ついでに自分がアサシンで人を殺しに来たことも告白しちゃうから相手はドン引きですよ。穏便な相手なら逃げられるだけで済みますが、武術の心得がある相手だとこのザマです。




という事で男は無視することにします。このゲームではちゃんとフラグを立てれば女の子とも仲良くなれます。もちろん最後の告白も好き好き大好きモードで特攻しますので、お友達とかじゃなくてちゃんと恋愛関係になれます。やったね。




でもイベントシーンになると、アスミさんや他の女の子の顔つきが別人に変わりますのであんまり嬉しくありません。普段の立ち絵の時ならまだカワイイのですが…。




ちなみに一番カワイイと思ったのがスタッフロール時のこの子です。本編で出てこなかったんですがどういう事ですか。髪型はアスミさんに似ているんですけど、同じ組織の後輩ちゃんとかですかね。

ゲーム本編中はそこそこ選択肢の数も多く、登場人物たちもメンツがそこそこ揃っていますが、分岐毎のお話の繋がりがどれも似た感じになってあまり違うルートに進んだ感じがしません。個別エンディングもさらりと終わっちゃいますしね。

本編の英語は学校内での会話が多い分特別難しいことはないと思います。英語音声は付いていませんでした。
ちなみによく分からなかったレイブンの正体は、最後の殺害対象を選ぶ選択肢で運良く正解を選べば判明します。別に事前のフラグとかはいらないようで、対象の人物の名前は必ずありました。ただしアスミさん、間違っていても「お前がレイブンだな!」と自信満々にクラスメイトを殺しに行きます。殺した後に正解か間違いか気付くアスミさん。なぁに、運が良ければそのままグッドエンディングさ。
ふぅ、何はともあれグッドエンディングにたどり着けたのでよかったです。