英語のゲーム「A Dark Room」

ぽちぽちと暇つぶし用のゲームをプレイして、僅かながら英語のお勉強の足しにしてみる。iOSのアプリから適当にチョイスします。
本日プレイしたゲームはこちら「ダークルーム」です。テキストベースのシンプルな画面が特徴ですね。というかシンプルすぎて何をしたらいいか説明もないレベル。iPad proでプレイしたせいかスクリーンショットの文字が物凄く小さくて見づらいですが、画面の左側に英文で何やら情報がどんどん更新されていきます。読んでみると「部屋が寒い」とか「目が覚めたけどめまいがする」とか「火が消えてる」とか書いてあります。なんだかよく分かりませんが、今は「light fire」で火を点けるくらいしかボタンがありませんので押してみることにします。




おお、明るくなった。
おまけにボタンも1つ増えて、他にも出来ることがあるようです。
このようにこのゲームは何もない状態から手探りで謎を探っていくという、一種の脱出ゲームみたいな感じの作品となっております。目が覚めたらなんで真っ暗な部屋にいたのか。一体ここはどこなのか。ゲームを進めていくうちに外は森な事に気付き、薪を拾いに行ったり罠を仕掛けたりしてあちこち出歩くようになります。くたびれた旅人が現れて居ついたりして、知らぬ間に共同生活する人数が増えて行ったりもしたり。
メッセージは全部英語なのでよくわからないまま進んじゃう事もありますが、一応全部読まないうちに文章が消えてしまうようなことはなかったので、じっくり調べながらでも大丈夫なようにはなってました。なんだか建築家の女性が凄くて、カートを作って一度に拾いに行ける薪の数を増やしたてくれたり、小屋を作ってもっと沢山の人が住めるようにしたりして、どんどん村みたいに発展していく姿を見ているのが楽しいのです。




最初の場所でしばらく手探り生活をしていると、やがて外の世界へと冒険する事も出来るようになります。外の世界では新しい物資が手に入りますので、プレイヤーが拠点とする場所はさらなる変貌を遂げ始めます。この世界の謎も少しずつ分かるようになってきました。ただしメッセージの英文が読めればですけどね!
ゲーム自体は英語オンリーで音声とかもありません。というか設定画面すらありません。文章は短めなので、細々と辞書で調べていってもなんとかなりそうなレベルでしょうか。新聞とか会話文とか小説とかとはまた違った、ゲームの説明でよく使われそうな新しい英単語がいろいろ覚えられそうな感じでした。見知らぬ単語はいつまで経っても少なくなる気配がありません。




適当にクリアすると、開発者のオーディオコメンタリーが聞けるようになりました。制作の裏話なんかがいろいろと聞けるようです。ただし字幕がありませんので、己のリスニング一本で理解しないといけません。ちなみに私は100回くらい聞けば理解できるんじゃなかろうか、そんな気がするレベルです。(なんとなく分かる気はするんだ…)


基本は文字しかないシンプルな見た目ですので、あれこれ言葉で説明するよりも実際にプレイする方が良いでしょう。というかゲームのミステリアスさを保つためにも、予備知識なしでプレイするのが望ましいのは明らかですし。
もともとこのゲームはフリーのブラウザゲームのようですので、単純に遊びたければそっちで十分だと思います。日本語版もあるみたいですし。
A Dark Room ← ここ。
私の場合は何も知らなかったので120円払ってiPadでプレイしましたが、それはそれで手軽だしアプリとして手元に残るしで、まぁ十分アリかなとは思いました。結構面白いゲームでしたよ。