Who Moved My Cheese? (1日目)

Who Moved My Cheese Who Moved My Cheese: The 10th Anniversary Edition


海の向こう、アメリカとかではオーディオブックは比較的ポピュラーなものであると聞く。
要するに本の朗読CDの事なんですが、洋書を読むとき音声もあったらリスニングも一緒に鍛えられるじゃん超便利じゃんと考えることは自然の摂理。行くしかねぇ。
という感じで突然思い立ったので、近くにあるデパートの書店へと足を運んでみました。お店の規模がかなり大きいのであったらいいなと探してみましたら、洋書コーナーの隅にCDと洋書のセットがちょろっと売られている場所を発見。うむ、これだよ求めていたのは。見た目の難しさと本の分厚さを吟味しながら自分の心に「いけるか?」「いや、ムリっすよ」と問いかけることしばらく、なんか薄っぺらかった「Who Moved My Cheese?」を選ぶことにしました。だってこれ、CDの収録時間が1時間半くらいなんだもん。他のやつは5時間とか、ハリーポッターとかは10時間とか書いてあったぞ確か。普通に読むより全然速いですけど、やっぱり長いの辛いじゃん?(妥協)
そんなわけで「Who Moved My Cheese?」です。邦題だと「チーズはどこへ消えた?」という、10年くらい前にビジネス書関連でブームになってパクリ本とかいっぱい出てたやつですね。当時はまだ学生だった私も、今では社会へ出て働くほどの年月が経ってしまいました。一昔前の情勢を思い返しながら、今の気持ちを胸にして当時のブームへとようやく自分も足を踏み入れるのかと思うと、なんか感慨深いですな。というか「チーズはどこへ消えた?」ってめっちゃ薄いのな。100ページないですよ。これ、薄いから手軽に話題に乗れるって感じで売れたんじゃないんだろうな…
ちなみに、これはCDと本のセットで3000円弱。オーディオCDの大体の相場は普通の音楽CDアルバムと同じくらいの印象があります。紙の本ほど気軽には買えませんね。仕方がないと言えば仕方がないですけど。
ではさっそく、本を見ながらCDを聞くという完璧の布陣でオーディオブックを試してみる事にします。今まで乗り越えてきた洋書の数は両手では足りないこの私です、休日の一時に優雅に洋書を嗜む自分の姿を想像するだけで…フフフ、興奮してくるわい。
(朗読を聞く)
 ↓
えーと、ちょっと日本語で話してくれないと何言ってるか分かりませんね。
はい俺ー!いつもの俺ー!予想通り過ぎてなんとも思わないもんねー!(あれ、やけに視界が霞むな)
チーズはどこへ消えた?」がどうして社員教育へと採用されるほどブームになったのかはさっぱり分かりませんでしたが、これから解読作業を行うことにより明らかにしたいと思います。そうよ、やっぱり洋書を読むってのは辞書を片手に十何日も苦しみぬかなきゃ読んだ気が全然しねぇよな…! え、そんなのお前だけだって?
知ってます。