優等生以上、フリョー未満な俺ら。3

優等生以上、フリョー未満な俺ら。3 (GA文庫)



とうとう試練の時が訪れました。もはや私の体がこの作品の品位に耐えられなくなってきているのです。
(; ゚Д゚)  ハァハァ、神よお願いします。あとこの一冊だけ乗り越える力を私に下さい…!
とっくの昔に「不良なのに優等生」なんてこの物語の一番大事な部分じゃねぇの?という設定は腐り落ちて無くなっているのです。というかストーリーなんて飾りです。飾りなんです。かわいい女の子が出てきて頭の中は男とヤる憧れの男の子とのロマンスで頭がいっぱいでドギドキ頬を赤らめる姿だけが延々と続く無間地獄のような極楽浄土が…極楽浄土が…
( ゚Д゚)・∵;;  へぶぁッ!! 
極楽浄土が今目の前に…
な、にが…何がそんなに私を苦しめるのか、何をそんなに苦しんでいるのか…
何を苦しむ必要があるのでしょうか…。可愛らしい女の子たちが5人、おっぱいは二つで…全部で10個の…おっぱいぱい…。みんないろんな個性があるけれど…どれも大きなおっぱいぱい…。これだけのおっぱいに囲まれて、何を悩む必要があるのでしょうか…。
水着から零れ落ちそうなおっぱい…、浴衣に隠れているおっぱい…、小さーいおっぱいーや大きーいおっぱい〜、一つとして〜同じものはな〜いから、No.1にならなくてもいい、もともと特別な〜Only one〜…(最低だ)
ししゃもさんのおっぱいは翔くんのものだから渡してあげましょう。でも二つあるから片方だけな。右か左かは選ばせてやる。フフフ…仲良く膝枕してもらおうね…




そんな機会は心底望んでいないのにもかかわらず、作者さんの耳元でこのシリーズを朗読してみたい。苦しさと切なさで泣なきがら感情を込めて朗読してみたい。これがあなたが望んだ作品なのですかと問うてみたい。そんで作者さんは、身悶えながらも恍惚の表情で「うん!」と爽やかに即答するダンディな人がいいなぁ…。このシリーズがそんな作品だったらいいなぁ…と思いつつ力尽きる。