My Japanese Husband Thinks I'm Crazy

My Japanese Husband Thinks I'm Crazy: The Comic Book: Surviving and Thriving in an Intercultural and Interracial Marriage in Tokyo



もういっちょ英語のマンガです。
適当にAmazonを眺めてて目に留まった系ブック。マイ ジャパニーズ ハズバンド シンクス アイム クレイジー。私の旦那って私をヘンに思ってるの、みたいな感じのタイトルでしょうか。ちょっと昔にダーリンは外国人ってマンガが話題になったことがありましたね(あれ?初版13年前なの?馬鹿な…)。外国人の旦那さんとのカルチャーギャップを描いたお話でしたけど、これは旦那さんが日本人で、一緒に日本に住んでるアメリカ人の奥さんが自身の事をマンガを描いています。アメリカ人の視点から見た、日本の生活についてですね。
買ったときは知らなかったんですけど、元々は作者さんのブログでアップしていたWEBマンガをまとめて出版したのがこの本のようです。ですのでどんな内容かはブログを見れば全部分かるってことです。ワオ、説明ラクチン!
なかなか愛嬌のある絵柄とリアリティ溢れる直筆の台詞(正確にはブログで確認してね♪)で描写される夫婦のドタバタ劇は、いつの時代も変わらぬ安定した面白さがあります。中身の英語は特別難しいわけじゃないですけど、簡単そうに見える単語の組み合わせでも「?」と意味が把握し辛い箇所が出てくるのは、やはり母国語が英語の人だからでしょうか。ありがたく勉強の参考にさせてもらいましょう。
取っつきやすい4コママンガの他に途中で日本についてのコラムが入ってたりして、長文読解に突如として挑まなければならない場面もちらほらあります。緩急をつけたリーディングの波で、英語学習者が調子に乗った所に大量の英文を被せてくるって寸法よ。乗り切れるかこのウェーブ!
ある種のお決まりのように「日本ってこんなに凄い!」みたいなお世辞コラムも入ってて気恥ずかしくなったりするも、「お祭りがしょっちゅうある!」「美味しい食べ物屋がいたるところにある!」ってそれどこの日本だよ!千葉にはねーぞと思っていたらやっぱり東京の代々木とか表参道の話でクソァ!やっぱりか!となったり。後はよくテレビに出てくる一般の外国人枠としてテレビに出たこともあるらしくて、その話もちらりと入ってましたかね。外国人が日本の文化に触れて凄いと驚く絵ってTVで需要あるんだよね〜と当の外国人から言われると、誰か見ているわけじゃないのになんだか気まずくなったり。まぁ、やり過ぎは良くないね…。
結構分量がありましたので、ちょびちょび読みながらで結構時間がかかりました。マンガはマンガでやっぱり結構大変です。というか私が楽に読めるものってあまりない。うん、少し泣くわ。