The Book of the Sword (Samurai Girl) (1日目)

The Book of the Sword (Samurai Girl)



( ゚Д゚)  サムライガール!!!イェヤアアアァァ!!
なんだか購買意欲がゴリゴリ減っていくナイスな表紙が目印だ!舞台はニッポン。出版はアメリカ。まともな日本観なんて初めっから期待しちゃいないぜ。むしろ期待するのは、外国人からみた正統派ニッポン!よく見れば見るほど日本人の顔に見えてこない表紙のサムライガールに正直すっごい不安!へへっ、武者震いがするぜ!
どうもこんにちは。今度手を出した英語の本はこちら「ザブックオブソード サムライガール」でございます。面白そうっていうか、サムラァイ、ニンジャァ、ゲイシャガール、スシィ、テンプーラな日本観のお話って昔からありますけど、そんな本があったらいっぺんまともに読んでみたいと思うじゃない?気の迷いって誰にでもあるじゃない?
そんな感じで手を出したばかりでまだほとんど読んでいないんですけど、しょっぱなからサムラァイ、サムラァイ連呼してますんで結構期待しても良さそうです。それが面白いかどうかは別問題ですけどね!
お話はとある新聞記事の一面から始まりまして、生後6か月のあかちゃんが飛行機事故から奇跡的に救出されるといった内容が書かれています。ジャパンエアラインフライト999の壊滅的な事故による生存者は他におらず、一緒に乗っていたであろう赤ちゃんの家族の手掛かりも発見は絶望視されていました。ただ一人助かったその赤ちゃんはまさに幸運の子供として"Heaven(ヘブン)"のニックネームで呼ばれ、世間の注目もあってか養子のオファーが盛りだくさん。なんだか政治的圧力も駆使して巨大企業コニシグループのコニシ コゴさんが引き取ることになったとさ。そんな感じの冒頭です。いや、政治的圧力って…、コニシさんいきなり不穏な気配を醸し出しているんですけど。
まぁそれから幸せにやってきたのか19年の月日が流れて、ヘブンちゃんはヘブンさんへと立派な淑女へ成長し、養父の政略結婚のため、今まさに結婚式の最中という場面へ飛ぶまででだいたい10ページ目くらいとなります。サムライガールの物語はまだ始まったばかりです。
英語の内容は結構見慣れない単語が出てきて苦労しそうな感じ。今まで馴染みのないお話ですから、馴染みのない単語も多く出てくるのでしょう。あとたぶん登場人物が日本人だと思うんですけど、どいつもこいつも微妙に名前が読めません。主人公のお兄ちゃんは「Ohiko」ですが、オヒコ?って読むんですかね?養母は「Mieko」だからミエコでしょう。これは分かりますね。家庭教師の「Katie」はカチエでいいんでしょうか。ケェイティーェみたいな外人名じゃなかろうか!ハラハラするなぁ!
とりあえず結婚式の父と娘の会話で「でも、私をブシと呼ばないで」「いいやお前はサムライウーマンだ。私はお前の中にいつもそれを見ている」なんてやり取りしているあたり、今後の展開もなかなか期待できそうですね。改めて日本語に直すと凄い会話だなオイ。
さて、またしばらく頑張りましょうかね。