MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN (22日目くらい)


順調に難航してるよ英語の本。
今のところ192/348ページと、ちょっと半分を超えたくらい。ヤッフー!
「MISS PEREGRINE'S HOME FOR PECULIAR CHILDREN」は細々と読み続けています。
お祖父さんのショッキングな死から数日後、若干PTSD気味になった主人公くんは精神科医の勧めでお父さんと一緒に旅行に行くことになりました。行先はお祖父さんが子供の頃を過ごし、また死の間際に向かえと言い残した孤児院です。
なんかイギリスの児童文学作品って孤児院は珍しい存在じゃないですね。ファンタジーな世界に飛ばされるのに都合が良いから?か、主人公が孤児院経験者なパターンも結構見ます。日本の小説じゃ滅多に見たことないのはお国柄が判る面白い部分か。まぁ今回は孤児院に主人公くんが向かうだけで、彼はめちゃめちゃリッチっぽいんですけどね!
さて例の孤児院は離れ小島に建っているため、島での宿泊先を確保したのち探索へと向かいます。でも鳥類研究家(志望)のお父さんは「スッゲェのいた!ちょっと鳥みてくる!」とヴァカンス気分でルンルンルン。仕方がないので主人公くん(Jacob、ジェイコブ?)は一人で情報収集に行きました。お祖父さんが戦時中過ごしたという孤児院は案の定廃墟と化していましたが、せっかくだからと中を探索することに。崩れた壁、傾いた煙突、がらくたや残骸が散らばる屋内を歩き回る事しばらく、物音や不気味な影に導かれるように迷い出た先はなんと1940年!町に出れば奇妙な格好のせいでスパイ疑惑をかけられたり、上空には戦闘機が雲を引いている。迷い込むきっかけになったツンギレ少女(デレてない)に連れ去られるまま孤児院へ向かうと、そこには荘厳な建物と大勢の子供たちがいました。
ここは1940年の1日を繰り返すだけの特別な世界。昔お祖父さんから見せられた写真そのままの、空に浮く少女や透明人間や岩を持ち上げる怪力少女など大勢が暮らす、「Peculiar Children(奇妙な子供たち)」のための施設がある空間です。さっきのツンギレ少女は炎を操り、ついでにお祖父さんの孫だと分かるとツンデレ少女へとクラスチェンジしました。いやっほう!イギリス人のツンデレ少女だぜ!
とまぁ、お祖父さんの与太話は実話だったという事が判明し、噂のハヤブサ先生も本人登場といった感じでお話は展開中です。まさか超能力学園物だとは思わなかった。
ちなみに1940年にタイムスリップしたわけじゃなくて1940年の1日を繰り返しているだけの特別空間なので、孤児院の人たちは元の世の中が21世紀になっている事は知っているみたいです。ただ外見は子供のままなので、戦争前から存在した児童たちの実年齢は見た目とは裏腹に凄まじいことに…。さっきのツンデレ少女は見た目は中学生くらいでも、元の世の中では80歳を超えている事になるという。イギリス系の炎使いババア少女…。
こいつぁ…熱いぜ!