ほたるの群れ５ 第四回「アズミ、アイスを落とす」

ほたるの群れ５ 第四回「アズミ、アイスを落とす」 | studio ET CETERA

ドーモ、こんにちは。今週のほたるの群れのお時間でございます。微速前進！の如くちょびっとずつ物語は進んでいきます。えーと今回で４回目という事で一ヶ月分という事になりましょうか。最終ページでのカウントは88ページでしたので、だいたい今までの巻と同じ範囲のページ数だったら1/5くらいという所でしょうか？そんで展開が盛り上がってくるとページ数が増えてくるって作者さんは言ってた気がしますから、連載はあと２〜３ヶ月は続くかな。
ほたるの群れ５　第四回「アズミ、アイスを落とす」デース。
本編はただ今シリアス一直線で、笑顔になれる場面が非常に少なくなってます。今回サブタイトル的主役のアズミちゃんですが、かつての仲間であった蜘蛛（コードネーム）さんの行方について阿坂を問い詰めてました。本編じゃどんな関係だったのかイマイチ分かりませんが、別連載の五倉山中学日記で妹をからかう普通の兄ちゃんみたいなほのぼのとした一場面が描かれています。場所は孤児院だったはずなので、親が不在という境遇の中でも健やかに暮らす姿を見るとこちらも温かい気持ちになりますよね。でもあれ、高塚永児くんを討伐しに行く直前なんですよね。これから殺人しに行く人間の姿だと思うと複雑な気持ちになりますし、返り討ちにあってもうこの世にいない人間の姿だと思ってもまた何とも言えない気持ちになります。そりゃもう阿坂くんも塀に掌底を打ち込みますよ。塀がへこんだか…耐久力は喜多見さん以下だな…。
永児くんの家庭にも少しスポットがあてられていますが、内情は情緒不安定の母親が一人ぽつんと泣いているだけです。キツイ。家族というしっかりした土台があって、元気に外に出られるものですよ。土台がグラグラなら、永児くんが逃げ出しちゃっても誰が責められようか。いや、俺が責める。作者さんを。このドS！
そういえば会長さんが行方不明の描写がまだちょくちょく入りますね。あのすましメガネまだ見つかってないのですか。くっ…、一人だけ登場を勿体ぶりやがって！アネゴ（喜多見さん）！やっぱアイツはいっぺんシメないと駄目ッスよ！