HOOT (1日目)

Hoot


HOOT:【擬音語】(動詞、自動詞)はやし立てる、ブーブーやじる。
一向に読むのがラクにならないよえいごの本。文句を抱えつつも大人しく今日も適当な一冊を選びます。
今までは洋書の違いなんてわかんねーよチクショウと書店で目立つようにディスプレイされていた本を適当に選んできましたが、少し冊数を重ねたおかげであからさまに有名なやつは区別が付くようになりました。今回の「フート」もそうなんですが、表紙になんか丸いシールみたいなのが付いてるでしょ。
 ← コレ。
これはアメリカの有名な児童文学賞(どれくらい有名かはさっき調べて知った)のニューベリー賞を受賞した証でして、毎年一冊、最も優れた児童文学の著者に贈られるそうです。紛らわしいんで今のうちに説明しますが、「フート」に付いている証はいわゆる大賞じゃなくて、何作か選ばれる佳作のニューベリー名誉賞マークです。
 ←ジョン・ニューベリー賞のマークは金色をしている。
金色のマークが「The John Newbery Medal(ジョン・ニューベリー賞)」、銀色をしているのが佳作の「The Newbery Honor(ニューベリー名誉賞)」。私が今まで読んできた本の中にも「穴 HOLES」、「ギヴァー 記憶を注ぐ者」、「ムーン オーバー マニフェスト」なんかが受賞していまして、流石は権威ある文学賞、面白さのクオリティは鉄板じゃないかと迷った時の指針として十分信頼しても良さそうです。困ったときはニューベリー賞、コレね。
日本語の本でも有名な文学賞を参考に面白そうなものを探すのは基本ですから、これからは海外の文学賞も覚えたら世界が広がるかもしれませんね。(…と思ったらSFのネビュラ賞とかヒューゴー賞とかは聞いたことがありまして、あの賞の作品を原書で読むとか考えたら意識が遠のきそうでした…)
まあ、そんなことはともかくこれから読むよ児童文学作品。大賞じゃなくて佳作だけど面白さに関しては何も心配はしていないから大丈夫さ。軽く読んだ感じだと、まずまずの難しさでいつもよりはイケそうな感じがします。やるぜ、おれはやるぜ。