百年の孤独 (1日目)

ガブリエル・ガルシア=マルケス
百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez) 



長い休みって最高ね。ということで今、最高にゆとりがあるのでノーベル文学賞受賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」を手に取る。いやぁ、前々から読んでみたいと思っていたもんですよ。
今までいろいろ小説を読んで面白かったと思った作品に出会ったわけですが、その作品っていったいミステリーなんだかファンタジーなんだかどういうものなんだかのジャンル分けを調べて、同じような面白い作品が他にないか探すものじゃないですか。そんな中で一番面白かった本が、どうやらマジックリアリズムというカテゴリ分けがされているのを知るわけですよ。マジックリアリズム、なんじゃそりゃ。
「日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法」(ウィキペディアより)、とのことですが、個人的にはツッコミなしのボケっぱなしのコントみたいな世界観を持った作風だなと思ったりしています。(個人的偏見)
日本人の作品にもマジックリアリズムに分類されるものがありますが、どうやら本流は外国に、とくにラテンアメリカ文学の「百年の孤独」が後の作品群に多くの影響を与えたらしく、典型的なミーハーである私はこれはいつか一度は読んでみなくてはなるまいねと思っていました。
マジックリアリズムを追えば誰しもが必ずたどり着く作品「百年の孤独」。そんな歴史的な作品を私もちょっとのぞいてきますね。