羽月莉音の帝国9

羽月莉音の帝国 9 (ガガガ文庫)


( ゚Д゚)  革命きたー!!!
いままで全力でばら撒いてきた下準備を、とうとうこの巻で表舞台にさらす時がきました。そのインパクトはまさに起爆といってもいいくらいの強烈さ。こいつは快感だぜ!
羽月莉音の帝国の9冊目、高校生が部活動の一環で始めた「革命部」というクラブが、というとう世界に対して宣戦布告をするまでになったお話です。
あれ…?世界?おかしいな、最初は日本を転覆させるとか言ってたのに、いつの間に世界を相手に喧嘩を吹っ掛けることになってるんだ?
まあいいや、ともかく今まで1〜8巻までの間でジュース売ったり会社売ったり株を売ったりしながら稼ぎまくった資金を携え、いままで何のためにここまで金を集めまくったかのネタばらしを、とうとう一般市民へと向けてやっちゃいました。ついでに隠してた核ミサイルも撃っちゃった♪テヘッ☆
(;゚Д゚)  もう後戻り出来ねー!!!
いやぁ、本当に同じ地球に住んでなくてよかったと思いますが、その分傍から見てると今回のバブル崩壊が非常に楽しいですね。死ねー!殺せー!という歓声があちこちから上がっていますが、ホッホッホ、愚民どもが何やら喚いておるわい!
お話の展開としては世界から見事テロリストに認定された革命部ですが、案の定世間から猛烈なバッシングを食らっているため決着までの時間はほとんど残されていないでしょう。死んじゃう!このままじゃ春日恒太くんのお父さんが心労で死んじゃう!住民から危害を加えられる危険性もありますが、その前にお父さん責任感じて自殺しちゃうよきっと!だから急がないと!
作者があとがきで「次巻、最終回」宣言をしていますので、怒涛のクライマックスもすぐそこに迫っているようです。しかし革命なりクーデターなり戦闘状態に突入したと聞くと、どうしても血なまぐさいニュースが一緒について回ることが多いので、主人公くん達の今後がどうしても心配になってしまいます。革命に失敗したら本当に処刑されそうですもん。また笑って家族に再開する結末ってあるのでしょうか?成功しても失敗しても、どうなるか予想が付きません。
ええい、そんなことより今は目の前の敵ですよ!今回終わり間近で主人公くん側が想定した勝利の条件は
1、日本
2、アメリ
の順番で二国の軍隊との戦闘に勝利する事!そうすれば他の国々は委縮してこちら側の要求を呑ませられるって寸法よ!ちなみにこっちの戦闘員は5人だ!
(; ゚д゚) え…無理じゃね…?
そんな感じで続くみたいよ!