ベン・トー7.5 箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜 (1日目)

ベン・トー 7.5 箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)

半額弁当をめぐって殴り合いストーリー。本日のこちらは、本編からいったん離れた番外編の巻ですね。
だ、だれる!しかしだれるなこれ!今回は部員のみんなで旅行に行こうぜーというお話の始まりかたをしたものの、夏休みの宿題の思い出やら、サブキャラのサラリーマンの憂鬱やら、いろんな挿話で本編の進まないこと進まないこと。普段の何気ないことをどれだけ面白おかしく壮大に脚色出来るか挑戦をしているかの様です。ちょっとキツイ!
あ、でも温泉シーンをだらだら描くのだけは許す。めっちゃ許す。んもう、佐藤さんったらエッチなんだから。
それとところどころ入れてくるセガネタは、あれはもう卑怯ですよ。なんかだれるなーなんて気分でいても、妹ちゃんはオルタに似てるよねって言われた瞬間に反応してしまう自分が憎らしくもあります。…似てる!
あと佐藤はもう非モテ同級生と一緒に語らうことは無理だ。どう見ても今の佐藤は非モテの敵だ。皆と同じ顔をして話に混ざっているのがとても違和感がある。でも非モテの同級生たちは同級生たちで"本物"過ぎやしないだろうか。若干引くぐらいだが、イイぞもっとやれ。
まとまりなくダラダラ書きましたが、本編もそんな感じで様々な短編の寄り集まりです。