テレビドラマ 「テンペスト」


先週の海の日に、NHKの集金係の人が久しぶりに我が家にやってきました。
なんだと、ちょっとまて。俺はNHK受信料を12ヶ月前払いで払ってる優良顧客(のハズ)だぞコノヤロウ。オメーの顔を拝まなきゃならねぇいわれは無いはずだぞコノヤロウ。心の中でそう思いましたが、「あ、どーも」と適当に挨拶をして、いったい私が何をやらかしたか恐る恐る伺って見る事にしました。うん、世の中平和が一番だよね。
集金人「ここの建物は衛星契約をしているので追加の料金を頂きに来ました」
(; ゚Д゚)  えー、今さら!もっとお金が掛るのー!?
ちょっと待って下さいBS映らないんですけどと正直に言ってみるも、「TVのケーブルをBSに挿し替えれば映りますよ」と爽やかに言われ敢え無く契約更新となりました。
オゥ…なんて事だ。今さらBSが観られると言う事が分かっても…ハッ
ということは、テレビドラマ版「テンペスト」が観れるって事じゃないですか!
なんという偶然でしょうか。この夏放送のドラマで、ワタクシ特にお気に入りの作家池上永一原作の「テンペスト」。まさに天からの声が私に観ろと仰っているかのようなタイミングでした。サンキュー神さま!
使いの者としてやってきたNHK集金人にも労いの言葉をかけてやりたい所ですが、第一回放送が昨日だよ!一日遅いよバカー!このドジっ子!
まあ放送自体は一週遅れで再放送をしてくれるので、目出度く私も最初からドラマに付いて行くことが出来ました。やっぱりBSは観れませんでしたというオチもなく無事に第一回を視聴終了。
主役を仲間由紀恵さんが演じ、男と性を偽って激動の時代に身を投じる姿を熱演しておられました。NHKだけあって、作りがもの凄く真面目な感じ。今までずっと想像だけだった池上永一氏の沖縄の世界でしたが、とうとう色鮮やかな現実の沖縄の映像で見れて感激も一入です。全てのシーンが…ありがたい…
さて、後は池上氏のファンとしては作者独特のユーモアをどれほどドラマで取り入れてくれるかが気になりますが、第一回の放送を見た限りでは非常に真面目な作りであったため、あまり期待したものはありませんでした。そりゃぁ…まあ、世界観とかキャラ設定を崩壊させかねないあの悪ノリを取り入れるのは容易な事じゃなかろうて…。
あ、北崎倫子はでんのかな!あれはノルマみたいなものだから、どんな無理矢理な登場でもたぶん許される!ただし上手く役柄を活かすとポイント高いよ!