マルドゥック・フラグメンツ (2日目)

マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)


はいマルドゥックシリーズの短編集読み終わりー。何年越しかは分かりませんがバロットさんの元気なお姿も見れて満足です。
残りの短編は主人公側の新メンバーの紹介と、マルドゥック・アノニマスで登場する人物の紹介を兼ねたお話になっていました。短いお話の中に出るわ出るわ奇人変人。ほとんど全滅した昔の主人公側のメンバーに劣らない肉体改造バリバリのお仲間が補充されてて、正直どっからこんな濃いやつらをリクルートしてきたんだよと思った。そして些かバロットさんは元気になり過ぎたようで、銃を片手に戦闘を吹っかけている姿が妙に頼もしくもあり、見事に社会復帰に失敗した姿が切なくもありました。立派な不良少女になられましたなぁ…。
後ろに著者のロングインタビューが収録されていて、マルドゥック・スクランブルの改稿の事とか作品への想いがいろいろ語られていました。ついでにマルドゥック・アノニマスの微妙なネタバレも載ってました。クソァ!
そんなネタを小出しにするような事をしないで本を出して下さい。あとヴェロシティを改訂するとか恐ろしい事言わないでください。アノニマスの出版が伸びそうで冷や冷やするじゃないか!