伝説兄妹! (1日目)

伝説兄妹! (このライトノベルがすごい!文庫)


今月新しいレーベルがライトノベルから出てきました。いや、レーベルなのか?
少し前に第一回「『このライトノベルがすごい!』大賞」というものが募集されていまして、そこで各賞を取った作品が出版されるのが「このライトノベルがすごい!文庫」というレーベルなのでございます。なので賞の開催間隔と同じようにこのレーベルでの出版も一年に一度になるのかと思われますが、サイクルの早いライトノベル業界で本当にそういうつもりなのか実際は良く分からない私です。
ところでこの賞の名前が「『このミステリーがすごい!』大賞」によく似ていると思われるかもしれませんが、その通り主催しているところが同じ出版社なのですよね。そしてこのミス大賞と同じように、獲得賞金の方も非常にビッグ。業界大手の電撃文庫の大賞が100万円で他のも大体そのくらい、少し高めなのがスニーカー大賞で300万円といったところですかね。そしてこの『このライトノベルがすごい!』大賞はそれらを引き離して大賞に500万円を設定してあります。凄いですね。


さてそんな感じでつらつらと語っていればその大賞受賞作が気になってくるというものですが、今日のこの本は残念ながら大賞受賞作品ではありません。2番目の金賞でも無かったりする。あ、もちろん賞は受賞しているよこれ!
なんで一番最初にこれを読む事を選んだかと言いますと、なんか一番アホっぽそうだったから。だってライトノベルが一般文芸より抜きん出ている所ってやっぱりそこじゃん?だからシリアスな雰囲気が漂う上位陣を一先ず置いといて、一番気になる所から攻めたっていうわけよ。いやぁ、たのしみだね。