ジェネラル・ルージュの伝説 (1日目)

ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)


チーム・バチスタシリーズも多数の作品が出版されていて何が何だかよくわかりませんね!これがメインのシリーズなのか外伝なのかはパッと見では判断付きません!

そもそもこれは小説なのかと疑問に思うような内容の混み具合で、今までの作品解説や用語集が付いていて得体の知れなさMAX。外伝ですら無くてファンブックか何かと疑ってかからねばならなかったです。
でまあざっと見た感じですと、なんとこれもしっかりとストーリー上の繋がりがある作品である事が判明。本当に徹底してこの作者の作品は世界観の繋がりがあるんですのね…。


タイトルに「ジェネラル・ルージュ」とあるように、長編「ジェネラル・ルージュの凱旋」に関連した短編が3つほど入っていました。ただしその内の2つは「凱旋」の方で大まかに述べられていた出来事について語ったもので、しかも短編でページ数が少ないものだから新作だと思うと少々微妙な感じではありました。残りの一つは「凱旋」の一年後の話で、これは新鮮な気持ちで見れましたね。

そして本の半分ほどから始まる「海堂尊物語」。 こ、これは作者の自叙伝か!という事はバチスタはもう終わりか!