隙間女(幅広) (1日目)

隙間女(幅広) (電撃文庫)


今日も懲りずに電撃文庫!今日のこいつもなかなか曲者ですぜ!
ライトノベルではちょっと珍し気味な短編集です。全部で五つほどのお話が入っておられます。今は表題作の「隙間女」と「消えない傷と恋占い」という二つのお話を読み終ったところなのですが、どちらも内容が妖怪や都市伝説と言ったオカルトチックなものでしたので、もしかしたら全編のテーマがそんな感じのもので統一されているんじゃないかと適当に予想。という事は今の季節、夏の蒸し暑い夜に怪談話と洒落込む事が出来るってわけさ!


まあ、無理なんですけどね。これホラーじゃないっぽいですし。雰囲気的にはコメディー調のお話が繰り広げられています。
ただこんな内容↓
一人暮らしの部屋に帰ってきたら何やら視線が…、振り返ると壁の隙間に見知らぬ女が!(隙間女)
ある夜ふと鏡を見ると見知らぬ女の姿が…、鏡の女が突然刃物を振りかざし自分の顔には一生消えぬ深い傷が付けられた!(消えない傷と恋占い)

でコメディーをやる事自体に私は狂気を感じずにはいられません。両方とも女の子が可愛かったからで全てが許されてますの。ある意味ホラー。こいつら正気の沙汰とは思えない…!
それに可愛かったらそれでいいという男どものだらしなさと言ったらもう!俺んとこにも来い隙間女!(可愛いの限定)