ダブルアクセス2 (1日目)

ダブルアクセス 2 (MF文庫J)


前の巻はやたらめったら謎っぽい事を仄めかすだけしてそのまま終了なんだとコンチクショー!みたいな出来だったんであんまり良い印象はなかったんですが、実は2巻になったら面白くなってたりしてなんて期待しちゃって買っちゃったコレ。


ただしコレ、お話のメインであるオンラインゲームという舞台設定が個人的に相性悪すぎなのです!
ゲームに時間を費やす = 廃人に近付く
という等式が私の中に存在するため、ただ単に登場人物たちがゲームの世界で活躍するだけだと現実から逃避する駄目人間になっていくようにしか思えないのです!これはツライ!高尚じゃないからゲームって楽しいんですぜ。
なら登場人物たちがプレイしているオンラインゲームがゲームじゃなければ何も問題ないじゃないという事で、作者の方でも「ホレホレ伏線ですよー」なんてこれ見よがしに提示してきた怪しい部分に目を光らせて裏を知ろうと頑張っていたんですがそのまま伏せっぱなしで終了してくれやがったのが前回。今回の話が終わるまでに少しくらいでも何か分からないかなと期待してます。

取り敢えず今のところはヒロインズが舌鋒鋭く互いを罵り合う場面に何かクるものがありました。作者の描くそんなやり取りが実に個人的にイイ。しかし主人公くんを巡って女性陣営が争っているという構図が良くない。私にそういう趣味はないのです。どうせならその攻撃の矛先を主人公くんに向けて口汚く罵ってくれれば!…イイのに!…ハアハアたまらん!
…ハッ!?


なにかじぶんがもとめているものがみえたきがしましたがよくわかりません。