【三島由紀夫】仮面の告白 (2日目)

仮面の告白 (新潮文庫)


へ、変態だー!
有名な作家の代表作だからって油断したらこのザマよ!タイトルにも書いてある通りに、幼少期から青年期特有の自身の想いを「告白」しているかと思ったら、中身は「同性のオトコノコにむらむらしちゃうんだがどうなのよ俺」って感じの内容でしたよ。しかもあまりにも表現力がありすぎるので、朝の体操の際に上半身裸になる男子生徒の描写で不覚にもちょっとクるものがありました。な、なんて恐ろしい事をしてくるんだ…!でも流石に自分の腋の下をネタにするのは未来に生き過ぎていると思いました。スゲーナ…
そんなアニキ好きな男なのに、読み進めると美人の影がちらほらと現れるのは何故だ。なんだ結局は惚気話なのか。このムッツリーニ