【鷹村庵】ダーク・サイド 闇と光とクリスマス (2日目)

ダーク・サイド―闇と光とクリスマス (メディアワークス文庫)


読み切ったどー!!真面目に書かれているかのような雰囲気と、何故か込み上げてくる笑いのギャップが私を苦しめました。ホントにスゴかったよツラかったよトラウマになりそうだよ。メディアワークス文庫怖いよー。
カッコイイ台詞とスパイの秘密道具満載のサスペンスでした。特に秘密道具のセレクションが…いいセンスだ。その他全ては作中のヤクザ、袴田の存在に尽きる。
袴田ぁーー!!お前が最高だーー!!熱いよ、熱すぎるよ袴田。この物語の最大の盛り上がりは、袴田の登場シーンで訪れるんです。この貫録、一気に場の空気を変える存在感、どう見てもお前がヒーローじゃないか袴田!彼がいなかったら私はいったいどうなっていたことか…。
メディアワークス文庫の編集者がどんな想いでこの本を出版したのか想いを巡らせながら出版社のHPを眺めていると、微妙にこの本のタイトルが間違っている事に気付く。闇と光「の」クリスマスになってるじゃないか…、そりゃ間違えやすいのは分かるけど公式だけはしっかりしとけよ…。(ブラウザの上の枠かソースコードを見れば見えると思う)
いつか修正されてますよう願いを込めて。